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『宗教を知ろう』の目的と背景

みなさん、こんばんは。

法善寺副住職の中山龍之介です。

ブログを書き始めてから2週間以上が経過しました。毎朝のお寺でのお勤めもそうですが、地味なことかもしれませんが、私は一歩一歩続けることは得意みたいです笑

さてさてお気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、『宗教を知ろう パネルディスカッション』を今年の秋のお彼岸のお中日(9/23)に開催いたします。詳細はリンク先を見ていただければと思いますが、今回の企画の目的や背景をお話しさせていただきます。

昨今、宗教離れという言葉を良く耳にします。近年では科学技術が進歩し、今まで不思議であったものが解明されるようになったり、目に見えなかったものが見えるようになったり、物事がどんどんと現実化しています。そんな中で宗教や信仰というものは現実的ではないためか、どんどんと置き去りになってしまっているように感じます。特に日本ではその傾向が強いように思います。

また、宗教がらみのテロや詐欺事件がニュースに取り上げられるなど、宗教に対してマイナスイメージを持っている方も多くいらっしゃると思います。

では実際、宗教について正しい知識を持っている方はどれ程いらっしゃるのでしょうか?

キリスト教の教義は?

イスラム教が起こった背景とは?

仏教の目的とは?

これらの質問にぱっと答えられる人は、ほとんどいないと思います。

もちろん一概に『宗教を信仰しなさい』と言うつもりは毛頭ございません。ただ、宗教のことを知ることは重要だと思います。宗教離れとは言いながらも、我々日本人の心の奥底には仏教や神道の精神が根付いています。お正月になったら初詣に行ったり、受験前には神頼みしたり、我々の思想と大きく関わっています。

もちろんそれは海外の方々にも言えることです。キリスト教やイスラム教が文化の根底にある国だって多くあります。国際化が進む現代で、様々な宗教のことを知っておくことはとても重要です。

ということで、まさにタイトル通りですが、『宗教を知ろう』という目的のパネルディスカッションを開催しようと企画しました。

実は昨年から動いておりまして、色々なご縁の中でキリスト教・イスラム教・仏教の有識者の方々にご協力いただけることとなりました。皆様宗教者として、今回の企画に賛同していただき本当に感謝でございます。

まだ日もありますが、是非楽しみにしてください。一つ不安なのは、司会者の私がちゃんと責務を果たせるかどうかです。。。笑

南無阿弥陀仏

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