声明学園の卒業式に向けて

6/20のブログです。

こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。

ついに都知事選が告示となり、選挙期間が本格的にスタートしました。もはや素人には、告示前と後で何が出来る出来ないの線引きはよく分かりませんが、ここから更に加熱していくのは間違いなさそうです。

何となくですが、ここ最近の都知事選よりも盛り上がっている気がします。候補者の数が多かったり、バラエティに富んでいるのが理由かもしれませんが、私自身としてもとても関心高く様々な情報に触れています。

決戦は七夕。たった一つの票数しかない一人の人間ですが、真剣に考えてその一票を投じるつもりです。東京が、日本が、そして世界が、良い方向に向かいますように。

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声明学園の卒業式に向けて

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今日は木曜日ということで、声明学園がありました。一般の方にざっくり言えばお経の学校でして、読み方や作法などを学べる場所です。子供の頃からずーっと続いていますので私にとっては当たり前の光景なんですが、意外と貴重な場所なんだなということを、大人になってから知りました。

そんな声明学園ですが、9月に始まって7月に終わるという年度体制を取っています。ということでもう年度末が近づいておりまして、通常授業は残すところあと2回となりました。早いものです。

今年で言えば、7/4が最後の授業となり、7/11の休みを挟んで7/18が卒業式および修了式となります。毎年その日は、卒業する(とはいえ、大体皆さん研修科に入られますが)2年生が中心となって、報恩講の模擬法要を行うしきたりになっています。

そんな卒業式での模擬法要ですが、今年から録画しようと考えています。その上で、撮影した動画は、生徒の方々だけが見えるような限定公開ですが、YouTubeに上げるつもりでいます。

大きな理由としては、卒業式をちゃんと記録に残したかったこと、そして何より、卒業式自体に緊張感を持たせたかったことです。

ここ数年の卒業式を見て、何となく毎週の夕礼の延長線上になりがちです。そうではなく、卒業式は特別で、緊張感を持って臨んでほしいなという思いがあります。それには『誰かに見られてる』という感覚が大事かなと思い、それなら撮影しようという考えに至りました。

これが奏功するかはまだ分かりませんが、2年生の方々に録画する旨を伝えたところ、苦笑いされていました。平たく言えば少し嫌がっているのでしょうが、これこそが緊張感を生み出すわけで、良い兆候かなと思います。

何だか偉そうに聞こえてしまったかもしれませんが、そういった旨があることをご存知いただけると幸いです。惰性の先に成長はありません。もちろん私自身も出仕しますので、緊張感を持って卒業式に臨もうと思います。

今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。いじわるじゃないんですよ。

南無阿弥陀仏

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