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11月最終日

こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日で11月も終わり、明日から12月となります。色々あった令和2年も、いよいよ最終月となります。


一年前の今頃は、新しく来る年に色々と希望を抱いていました。何となくキリがいい2020年ですし、オリンピックもあるし、個人的には東本願寺学院を卒業して教師資格も取れるし、きっと良い年になるだろうと思っていました。


それが蓋を開けると、コロナがあり、オリンピックが流れ、父が亡くなり、期待とは逆の意味で忘れられない年になることは間違いありません。


今年の分、来年こそは楽しい一年になることを切に願っています。


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まもなく父の満中陰

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さて、冒頭のあいさつが少し暗かったですが、ここからは切り替えていきます。


今日は代表者の名義を変更するため、銀行回りをしてきました。ただ結論から言えば、一つも完遂できませんでした。当然慣れないことですので、書類に不備があったり、そもそもみずほ銀行なんかは電話で予約しないと窓口すら開けてくれなくて、何もできませんでした。


ただ止まっているわけにもいきませんので、逆に今日は必要な書類が分かったと前向きに捉えて、明日以降に繋げていきます。正直面倒くさい事務作業ではありますが、次は数十年後になるはずですので我慢して頑張ります。


また、いよいよ父の満中陰法要(49日)が明後日に迫ってきました。その後のお礼回りなど含めて色々とバタバタしています。


そして気付いたら全然散髪にも行っておりませんでしたので、急遽明日の予約を取りました。聞くところによると、本来は僧侶が親を亡くした場合、亡くなってから49日を迎えるまでは刃物に触れてはいけないため、髭もそらず髪も切らないそうです。それだけ打ちひしがれている、という意味だそうです(通夜葬儀のときに青竹の杖を持っているのも同じ理由です)


ただ私としては、そんな格好で人様の前に出るのもアレですので、きちんと身なりは整えて参加させて頂きます。何だか、逆にすみません。


父の納骨が終わると、少し一段落した気持ちになりそうです。還骨の時以来になりますが、本堂の荘厳(飾り付け)も解くことが出来ます。正直まだ実感が無いのですが、こうやって段々と父が亡くなったことを受け入れていくんだと思います。


年内に納骨まで終えられるのは、ある意味恵まれているのかもしれません。新たな気持ちで新年を迎えることができます。


もちろん父のことを忘れるわけではありませんし、忘れるなんてこと到底出来ませんが、新年こそは前に進んでいける年にしていきたいと思います。皆さんにとっても、良い年になることを願っています。



南無阿弥陀仏

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