NBA演出の妙
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
最近寒いからか出不精になっていましたが、久しぶりにランニングしてきました。大体2.5kmくらい走って隅田川沿いに行き、50mダッシュを8本やって、同じ道のりをクールダウンを兼ねてダラダラ走って帰ってきました。
少し前にバスケした時にビックリするくらい動けなかったので、今回は走る距離自体は短くして、無酸素運動も取り入れてみました。本当はダッシュ10本やろうと思っていたのですがホントにきつくて、8本終わったと同時に気付いたら帰路についていました。
腰は重くなりましたが、やっぱり走り始めれば気持ちが良いです。また週1~2のペースでランニングしていきます。太りたくないし動けていたいので頑張ります。
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NBA演出の妙
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そういえば昨日からNBAのプレシーズンが始まりました。プロ野球で言えばオープン戦で、まだまだ温度は低いですがそれでもNBAを見られるのは嬉しいです。アメリカのスポーツは、シーズン前のキャンプが短いので、『チーム練習始動』から『実戦形式』が本当に早いです。その分やっぱりプレシーズンも、シーズン序盤でさえもまだまだ様子見と言ったところです。
まだ八村塁のウィザーズの試合は組まれていませんが、渡邊雄太がロスターを争っているラプターズは今日試合がありました。結構プレータイムを与えられていましたし、得点もリバウンドも取っていました。ラプターズはチームカルチャーも優れているチームですし、今年こそは本契約を勝ち取って欲しいです。おこがましいですが『顔が似ている』と良く言われるので、親近感湧いています。
最近、お寺と家の往復ばかりで、家に帰ればお風呂に入ってブログを書いて寝て、朝起きたらまたお寺行って、というループに入っていました。あまりにもオートマティックな毎日でしたので『趣味でも作ろうかな』とか思ったりしましたが、NBAのシーズンが始まると『あ、NBA観戦が趣味だった』と気付かされます。NBAが生活に潤いをもたらしてくれるので、本当にありがたい限りです。
ちなみにこの趣味に費やしている金額は、NBA Rakutenの年間契約料くらいでしょうか。ゴルフに例えたら、1ラウンドくらいです。なんとコスパの良い趣味なんでしょうか。そういう意味でもありがたいです。
NBAを見るようになったきっかけは、中学バスケ部時代の同級生でした。当時はスマホなんてありませんでしたので、学校からの帰り道にHOOPやDUNK SHOOTといった雑誌を見ながら、情報を吸収しました。当時上野にあったワールドスポーツプラザでビデオを買ったり、御徒町にあったPOWER HOUSEに行って(大して買いもせずに)NBAの試合を見せてもらったり、店員さんとおしゃべりしていました。
大学でアメリカに行ってからは、住んでいたネブラスカにNBAチームはありませんでしたので、連休を使って遠出してNBAの試合を現地で観戦していました。最初に見に行ったのはダラス・マーベリックスの試合で、アリーナの迫力に圧倒されたのを今でもよく覚えています。それからは、デンバー、ロス、ニューヨーク、シカゴ、本当にいろんなアリーナに行きましたが、どこでも入る瞬間には気持ちが高揚します。あの時点から、NBAというエンターテインメントが始まっているんだと思います。是非皆さんにも行って体感してみて欲しいです。
オンラインで試合観戦するのも良いですが、やっぱり現地でしか感じられないものもあります。法善寺とNBAを比べるのはおこがましいですが、お寺に来ないと感じられない空気、アリーナに行かないと感じられない空気、そういうのがあったりします。
もちろん逆に、オンラインじゃないと体感できないこともありますが、その辺りの演出はNBAは本当に上手いと思います。たくさんのカメラで様々な角度から試合を捉えていますので、1つのプレーでもスローモーションやマルチアングルで楽しむことが出来るのはオンラインやテレビ放映ならではの楽しみ方です。
お寺としても、オンラインと現地体験、それぞれの長所を生かした施策が必要なんじゃないかと思います。やたらめったら何でもオンライン化したら築地本願寺(また出た)にやられますので、レッドオーシャンに飛び込まないように気を付けないといけません。
こういうことを書いていると、NBA現地観戦したくなってきました。早く何も気にせずに海外に行ける日が来ますように。
南無阿弥陀仏
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