WBC準決勝の劇的な結末を見て
3/21のブログです。
こんにちは。
法善寺住職の中山龍之介です。
今日はお彼岸のお中日でした。お中日は毎年たくさんの方がお参りにいらっしゃいますが、今日も例に漏れずな1日でございました。お天気も、さまざまな予報がありますが、明日から下り坂になるみたいですし、その前に行っておこうという方も多かったんじゃないでしょうか。
今の所、初日こそ天気が崩れましたが、そこからは暖かい日が続いております。接客室から見える境内の木蓮の蕾が、日に日に花咲いてきているのが分かります。お彼岸中に開花するかな?なんて思いながら、今日も見つめておりました。
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WBC準決勝の劇的な結末を見て
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そんな今日でしたが、やはりこの話題を避けることはできません。そうです、WBCの準決勝、日本対メキシコ戦です。試合が決まる9回裏は、ちょうど本堂裏の部屋で御朱印を書き書きしておりまして(ちなみにお陰様で、この春のお彼岸はペース早めです)、急に外から歓声が聞こえてきてビックリしました。恐らく、お墓参りしながらスマホで観戦していた人がいたんだと思いますが、やったやったという声が聞こえ、私もAmazonプライムでチェックしたら、サヨナラ勝ちしていました。
そこから今このブログを書く時間に至るまで、感動的で劇的な結末すぎて何度も何度も見返しています。あのクールな大谷選手が雄叫びを上げたところとか、吉田選手がフォアボールで一塁に向かう際に次の村上選手を指差して鼓舞したところとか、これまで絶不調だった村上選手が期待に応えたところとか、周東選手が大谷選手に追いつくんじゃないかという爆速でサヨナラのホームを踏んだところとか。ホント、どれもがカッコ良すぎて泣けてきます。スポーツの力、野球の力ってすごいですね。
ハイライト以外にも、YouTubeに上がっている元プロ選手の解説もいくつか拝見しました。みんなテンション高めで話をしていて、それを見ているだけでこっちも嬉しくなります。
本国アメリカでは、徹底的に数字を参考に選手を評価したり試合の作戦を練ったりしているみたいですが、日本の解説の方々は『〇〇のプレーが流れを変えた』とか、『あそこの判断で試合が決まった』とか仰っていて、そういった部分も面白いなと思いました。かくいう私もデータで判断する派でしたが、野球は試合の進行速度が遅いためか、人間ドラマが描かれてきます。そうすると、定量的ではない定性的な部分が試合においては大きなファクターを占めるんだろうな、と今日の試合を見ていて再認識できました。
絶不調の村上選手を最後の場面で変えなかったのは、栗山監督の想いもありますが、その前の吉田選手に対して相手ピッチャーがコントロールが定まっていなかったからみたいです。それを見て、咄嗟の判断で村上選手に代打を送らず打ちに行かせ、見事サヨナラヒットが生まれたわけです。機械ではなく、人間がスポーツをしている訳ですので、こういったドラマを見られて本当に幸せです。
そして、すぐ明日が決勝となります。相変わらずお彼岸中ですので生中継を見るのは難しいかもしれませんが、心の底から応援しています。
今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。頑張れ日本!!
南無阿弥陀仏
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