あー、閉塞感
8/28のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
8月も末になってきて、だんだんと涼しい日が多くなってきました。短パンではなくデニムを履ける日が増えてきたなと喜ばしいことですが(今日は短パンでしたが)、気を抜くと寒暖差にやられて風邪を引く季節でもあります。引き続きハチミツ舐めながら過ごしていきます。
肋骨は、1週間経ちましたが引き続き痛みが残っています。とはいえ少しずつ痛みは引いていますし、痛みが少ないクシャミの方法も会得しました。毎日言っている気がしますが、引き続き療養に努めます。
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あー、閉塞感
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安倍さんの国葬まで、1ヶ月を切りました。色々騒がれていますが、ここまで来たら恐らく実施されるでしょうし、別に多数決で開催の可否を決定するわけではないので、世論で反対が過半数だろうが絶対実施されるはずです。国葬に値するかどうか、というのは明確な基準が無いだけに、人騒動あるのは仕方がないことかなと思います。
個人的にも色々思うことがあったりしますが、あまりガミガミ言いたく無いという気持ちもあります。国がやることにいちいち反応していたら大変だし、心穏やかに過ごしたいし、と思いながらも、ただそれだと搾り取られ続ける人生になってしまう様な気がします。所詮騙し騙されのこの世界、なんとも生きづらいものです。
自分だけの人生なら別にいいのかもしれませんが(あと50年くらいは日本逃げ切ってくれるんじゃないかという期待)、世襲制の世界に生きているとそう言う風には思えません。将来的には世界進出とかあるのか知りませんが、基本的にお寺は地域密着になりますので、日本自体に力がなくなっていくとどんどんと衰退していくしかありません。
そのためには、1にも2にも少子化対策でしょ、と思っていますが、あまりそこには注力せず。それでも少し前に比べたら、不妊治療に保険が使える様になったりしてマシになってきているのかもしれませんが、子育て世代として言わせていただくと全然足りません。女性の社会進出も進んできている中で、育児環境だけが古い価値観のもとに置いていかれている様な感覚があります。
周りの友達からは『日本はもう詰んでるから』と言われたりして、自分もそれを全く否定できないのですが、だからと言って個人的には『はいそうですか』と諦められない状況です。何とか良い手はないんだろうか、良い方向に日本が進んでくれないだろうか、この状況を打破してくれないだろうか、というモヤモヤした気持ちを抱えながら、日々を過ごしています。
コロナも相まってですが、将来に向けて閉塞感が半端ない日本。長い目での希望や楽しみが無いと、目の前の短絡的な楽しみに走ってしまうのが人間です。ここから日本はまだまだ荒れていくだろうなと思いつつ、自分の立場で何かできないかと考えながら生きていこうと思います。
今日もブログをお読み頂きありがとうございました。モーニング娘。のラブマシーンの歌詞が思い出される、今日この頃です。
南無阿弥陀仏
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