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お坊さんとしてのバランス

10/28のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日は久々にジムに行ってきました。色々あって本当に久々でしたので、またぎっくり腰にならないように軽くでしたが、やっぱり運動は気持ちが良いものです。ここ2週間ほどは贅沢な食事をさせていただいておりましたので、少し体もリセットさせなきゃいけません。


そういえば、毎日サプリ(ビタミンC、マルチビタミン、グルタミン酸)を飲み続けているのですが、地味に効いている気がします。こういった忙しい日が続くと何かしら体調に異常をきたす私ですが、今回は何ともありません。プラシーボ効果というやつなのかもしれませんが、効いているのには変わりありませんので、続けていきます。年内、風邪なしで乗り切りたい。


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お坊さんとしてのバランス

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そんな今日の午後は、お世話になっている先輩僧侶のお寺にお邪魔してきました。北海道での法要に先立ち、色々と相談に乗っていただいた方で、お土産やら、父の三回忌での台引やらと共に行ってきました。


いろんな話をさせていただいたのですが、本堂を見せていただいたり、本堂裏に置いてある様々なコレクションを見せていただいたりもしました。そのコレクションの中にアナログレコードがあり、昔の声明が録音されていたのですが、その声明を称えている内の1人に、私の曽祖父が入っていて驚きました。実際に聴かせていただきましたが、確かに中山家の声が聞こえてきました。


その他にも、貴重な和讃本なんかも見せていただき(というか、声明学園用にと頂いてしまいました)、とても面白かったです。私なんかよりも知識欲がとても強い方で、いつもそのおこぼれに与りっぱなしで申し訳ないのですが、大変有難い時間でした。


なってみて思うのですが、お坊さんという職業は、法人の代表者でもありながら、学者っぽい側面もある、難しいお仕事です。法人の代表としては経営をしていかなければいけませんが、お金のことばっかりをやってもいられません。きちんとお勉強をして僧侶としての研鑽を積まなくてはいけなくて、そこには金銭としての利益がどうこうという話は出てきません。


まあ何事もバランスなのですが、このバランスが崩れてしまうと銭ゲバ坊主になったり(#口が悪い)、反対に、高尚なのかもしれませんが残念ながら食えなくなったりしてしまいます。一般企業での勤務経験があるからか、生来のものなのか、割と私は銭ゲバ坊主に寄ってしまう癖があると思っていますので、今日お会いした先輩僧侶のようにきちんと勉強もしないとな、と改めて痛感しました。


11月3日は自坊での報恩講です。法話もする予定ですので、何を話すかこれからまとめていきます。多くの皆さんが想像する、お坊さんとしての力の見せ所だと思いますので、精一杯頑張ります。


今日もブログをお読みいただきありがとうございます。仏教を分かりやすくお伝えできれば、と思っております。



南無阿弥陀仏

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