お彼岸最終日
3/23のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
昨日の宣言通り、10km走ってきました。これで3月の累計が77km、目標の100kmまで23kmです。あと3回走れば到達できる数字になってきましたので、ようやくゴールが見えてきた気がします。2月は余裕でしたが、なんだかんだと3月はぎりぎりになってしまいました。
走りながら見る隅田川沿いや白髭公園の桜がとてもキレイでした。花見ランニングとでも言いましょうか、気持ちの良いものでした。お酒は飲めませんが、ランニングだったら花見できます。みなさんも是非お試しください。
=======================
アンケートが集められた要因 =======================
さて、今日はお彼岸の最終日でした。普通の平日でしたが、思っていたよりもお墓参りの方がいらっしゃった印象です。私は少しバタバタしていたのですが、数名の方とはゆっくりお話することが出来ました。お付き合いいただき、ありがとうございました。
また、建て替えに関するアンケートの集計も終わりました。ご協力くださった方々、本当にありがとうございました。100名以上の方々の貴重なご意見を頂きました。全てを建て替えの血肉に変えて良いものに昇華させていきます。ここからはこちらの仕事です。頑張ります。
アンケートの中には、『はい、そうですよね』と思うご意見もあれば、『あれ、意外とそこなんですか』と思うものもあり、とても興味深かったです。集計結果をズバッと公表することは避けますが、何となくの小出しでアンケートの結果を匂わせることもあるかもしれません。ご容赦ください。
また、今回のアンケート実施にあたり、多くのご意見を集めることが出来たのには大きく2つの要因があったかなと思っています。地味な手法ではありますが、とても大事だと思うので共有させていただきます。
※お檀家さんが協力的だったのはもちろんなので、以下では省きます。
①積極的にお声がけしたこと
やっぱりアンケートをそのまま置いておくだけではなかなか手に取りづらいはずで、貼りだしている図面の前で建て替えのお話をしたりしながら、アンケートのご協力を積極的にお願いしました。その流れからアンケートを書いてくださる方が多かったです。
②アンケートを簡素化したこと
実はお彼岸の1週間くらい前まではA4用紙に質問を7個くらい用意していました。しかもその7個の質問の内、3個くらいが記述式の質問でした。こっちの気持ちが前のめりになってしまっていたんですね。
ただそれだと、アンケートを書くことのハードルが高いんじゃないかと思い、妻と相談してA5(A4の半分)サイズにして質問は5個に絞りました。質問は主に選択式で、記述式は1個だけにしました。こうすることで、アンケートを書く側としても紙のサイズと質問量を見て、『これくらいなら書けそうかな』と感じていただけたんじゃないかと思っています。
1つ目の要因からは、一人一人と対面して接することの大切さが分かります。アンケートは誰にでも自由に書けるように動線上に置いてありました。それだけで書いてくれる方もいますが、多くの方はそうではありません。やっぱり一人一人ときちんとお話しすることが大事なんだなと改めて気付かされます。
また2つめの要因からは、人の許容量を見極める難しさが見えてきました。アンケートは初期よりも簡素化しましたが、それでも質問量が多いと感じられた方もいらっしゃったはずです。ただ、A4サイズのままだったら、アンケートに答えてくださる方は絶対にもっと少なかったはずです。
どこまで出来て、どこから面倒くさいと感じるのか、人によっても違いますが、その見極めは本当に難しいです。例えばお彼岸期間中に法善寺のお座敷で展示会みたいな行事をやったとしても、靴を脱ぐのが面倒くさいのでほとんど人は入らないはずです。ただ、同じような展示会を庭の動線上に置いた場合は、多くの人がふらっと立ち寄って見ていく気がします。
建替えにおいては、図面とにらめっこして、動線を見極めて、どこまでは許容されるんだろうか、ということを日々考えています。絶対的な答えはありませんが、必死に考えてより良い答えを導き出せればと思っています。
それでは明日からは年度末に向けてまっしぐらです。体調崩さないように気を付けて頑張っていきます。
南無阿弥陀仏
新型コロナウイルスでお困りの方へ
『法善寺の輪』はこちら
法善寺の檀家になってくださる方はこちら
Comments