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みんなハッピーに

こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


そういえば代表役員変更に伴い、以前のブログで提出書類をまとめていましたが、追加で提出した書類がありました。


『就任承諾書』なるもので、『この度宗教法人法善寺の代表役員に就任することを承諾します』という旨が記載されている書類です。今週の月曜日に法務局から電話があって、追加でこれが必要ですと言われたので翌日の火曜日に提出してきました。遅れての提出になってしまったので登記変更も延びるかなと思ったのですが、予定通り昨日には終わっていました。迅速に対応してくれたんでしょうか。


3連休が明けたら、銀行やらに回って代表役員の登録変更をしていきます。むしろここからが大事ですので、てきぱきやっていきます。


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出すべきところと、出す必要のないところ

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夜になってテレビをつけて気が付きましたが、今日から日本シリーズみたいです。昔は日本シリーズといえば、楽しみでテレビにかじりつくように見ていましたが、今では始まってることにすら気付かない始末です。例年より盛り上がってないのかもしれませんが、私自身の趣味嗜好が変わったのは間違いありません。何だか少し寂しい気持ちです。


このブログが書き終わる頃には試合が終わっているかもしれませんが、ソフトバンクホークスがリードしていました。今年勝てば4連覇だそうです。強いですね。


そんな日本シリーズを見ながら、以前YouTubeで『ソフトバンクや巨人は3軍まであるから選手の底上げが出来て強い』みたいな意見を見たことを思い出しました(確か里崎智也のYouTube)。両チームとも資本力があるから出来る芸当ですが、その資本力がそのままチームの強さに表れています。


資本力ってやっぱり大きい力で、『勝っている会社が勝ち続ける』というループは確実に存在します。簡単な例を言えば、大きな利益を生んだ会社がその利益を未来の投資に回して、未来でも更に勝ち続ける、みたいな話です。


法善寺では、あんまり商売商売したいとは思っていませんが、もちろんお金が無いとやっていけませんのでそれなりに意識はします。『投資』みたいなカッコの良いものではありませんが、『出すべきところ』と『出す必要のないところ』は考えてるつもりで、前者なら喜んで大金を払いますが、後者なら1円も出したくありません。まあ当然と言ったら当然ですが、そこの駆け引きが上手い人が、経営の上手い人なのかなーと思います。


ちなみに『出すべきところ』『出す必要のないところ』の判断基準は割と明確で、『門徒さんのためになっているかどうか』です(他にもありますが、大きな基準がこれです)。この基準がぶれてしまうと法善寺の方向性がぶれることになりますので、とても重要な指針です。


基本的には今までの法善寺もこの方向性で来ていましたし、私もそれに賛同なので踏襲する形です。代が新しくなったら法善寺おかしくなったな、と言われないように頑張ります。


出すべきところで渋ってしまうと、その1点で見れば利益が残るかもしれませんが、長い目で見れば損をする結果が待っています。ギブ&テイク、損して得取れ、、、色んな言い方がありますが、要はみんなご縁で繋がり合っている世の中である、ということです。独り勝ちは目指さず、法善寺に関わる全ての人がハッピーになるような関わり方をしていきたいと思います。


生ぬるいことを言っているような気もしますが、お寺なら一般企業にある競争原理から少し外れた世界で歩んでいける気もしています。折角こういう世界にいるんだから、せめて自分の周りはみんな幸せでいて欲しいと思います。もちろん自分も。

 

 

南無阿弥陀仏

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