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みんな幸せになってほしい

3/21のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今朝起きると、大谷選手の専属通訳である水原さんがドジャースから解雇されたというニュースが飛び込んできました。最初は妻からニュースのタイトルを聞いただけなので詳細はわからなかったのですが、その後に見てみるとどうやら金銭絡みのトラブルとのこと。


ギャンブル依存症の方が周りにはいない(少なくとも知らない)ので、水原さんがどういうステージにいたのかは分かりかねますが、大谷選手の通訳としての日々の活躍や、WBCでの裏方としての素晴らしい動きなど、悪い噂がなかった方だけに驚きです。


内容的に、下手したら大谷選手にも危害が及ぶ可能性があります。どうか何もなく、無事に野球に集中して、引き続き世界中の人達に夢を見せてほしいと思います。


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みんな幸せになってほしい

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今回の件でも強く思いましたが、人間というのは多面性を持った生き物です。DVをする人が表では優しい人だったり、気さくだと思ってた人も実は身内には冷たい態度で接していたり。そんなことは至るところに溢れています。


なので、『あの人は性格が悪い』と人を評価するのはなんとも幼稚な表現だと思っています。その人のどの面を見るかで評価は変わってきます。残念ながらこの世には、誰からも嫌われる人もいなければ、誰からも好かれる人もいません。


ところが最近は、人のとある一面だけを見て社会的に抹殺されることが多くあるように感じます。もちろん度合にもよりますし、法に触れたり被害者がいたりすれば論外ですが、スキャンダルが出れば、それまでの功績がなかったかのようになってしまうのが当たり前です。


正直言うと、今の時代に有名になったり政治家になったりするのはリスクがでか過ぎるとも思っています。みんながカメラ(スマホ)を持ち歩き、SNSを使えば誰もが世界中に発信できる時代です。どこで誰が見ているかわかったもんじゃありません。


加えて、特に日本は国全体が村社会のような空気感があります。良くも悪くも他の人に干渉する性格をベースに持ちながら、昨今では自分自身が充実した生活を送れていないことから他人を謗ることに走る人がいます。自分の得にならなくても、他人が損をすればそこの差に喜びを感じているのかもしれません。


ただそんな喜びは一瞬で、自分を幸せには決してしてくれません。幸せに感じるかどうかは結局は他人との競争ではなく、どこまでいっても自分の基準でしかありません。もちろんある程度周りの目を気にすることは仕方ないのかもしれませんが、その人たちは自分を幸せにしてくれるわけではありません。


自分の人生の責任者は自分しかいませんし、自分の人生を動かせるのも自分しかいません。幸せは比較の先にあるものではないので、そこに気が付けばみんなが幸せになれる未来だってあるはずなのですが、人類史をどこから捉えるのかは分かりませんが、長い時間かかっても実現していないのが今の現実です。


難しい話ですし、そんなことを気にしている時点で私自身も駄目なのかもしれません。ということで、今日はこのあたりで。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。そう言えば今日は、寒い日でした。



南無阿弥陀仏

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