やることを少し整理
こんばんは。
法善寺副住職の中山龍之介です。
最近ふと、『本当に美味しいものを食べている人』と『何でも美味しいと食べる人』、どちらが幸せなんだろうかと考えることがあります。何でも一流を知るのは良いのかもしれませんが、そうなるとそれ以外のものが受け入れられなさそうな気がしてしまいます。理想は『本当に美味しいものも知っていて、何でも美味しいと食べる人』だとは思いますが。
ちなみに私は割と『何でも美味しいと食べる人』だと思います。好き嫌いはアレルギーを除けばほぼ無いですし、高いものは滅多に食べません。お肉なんかも、良い肉であればあるほど胃もたれがして全然食べられません。
妻も似たようなものでして、そんな私たちの子供ですので、1歳になる息子にも『何でも食うんだぞ』と言って、月齢的に許されていれば何でも食べさせています。『ごめんなさい、僕は野菜はオーガニックしか受け付けないんです』みたいな大人にはならないように、雑食系男子になって欲しいと思っています。
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法話するときに考える事
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さて、完全なる雑談でブログを始めてしまった今日は、土曜日でしたので年忌法要が入っておりました。年忌法要の最後には法話をするのですが、『前に同じ話をしたことあるんじゃないかな?』というプレッシャーといつも戦っています。
最近はそのプレッシャーから逃れるために、あまりネタっぽい話はせずに、その時々の話題を入れながら話をすることを心がけています。そうすれば、時は流れていきますので、話が被ることを避けられます。そして最近の法善寺の時事ネタと言えば父のことですので、改めてのご報告も兼ねて法話をしています。
今年の8月にお送りした法善寺の会報誌『家庭通信』では、臍帯血移植が順調におわった時点でのご報告でしたので、最初は皆さん驚かれていました。今日もお一方、『私は住職と同い年です』という方がいらっしゃって、その方はとてもお元気そうでしたので、『本来なら、まだまだ元気な年齢だったんだな』と改めて思いました。今回の父のことで、死はいつ誰にでも訪れるものだということを痛感しました。だから私は悔いのない選択をしていこうと思います。
そういえば、ふと『家庭通信』のことを思い出しましたが、来月早々に『年末号』の発行をしなければいけません。ちょうど12月の頭に父の納骨があるので、それまでバタバタしております。しかし、だからと言って時は待ってはくれませんし、こういう時期だからこそきちんと発行して、お寺からのメッセージをお届けしたいと思います。満中陰のご案内関係が終わったら、徐々に制作を始めていきます。門徒さんへのインタビュー企画も復活させますぞ。
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やることを少し整理
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ここ2ヶ月ほど、イレギュラーなことでバタバタとしています。ただそんな中でも通常業務もありますので、少し整理してみようと思います。住職交代に向けてのことなどはイレギュラーな対応ですので、ここでは省きます。
●家庭通信
先述の通り。以下省略
●修正会の準備
修正会とはいわゆる初詣のお勤めです。お正月に行いますので、お餅を準備したり色々あります。今年は例年に比べて、前々からやりたかったことが一つあるので、それも実現させるべく動いていきます。上手くハマれば、季節の行事で恒例にしていきたいと思っていることです。
●喪中はがきの準備
ある意味イレギュラーなことですが、例年の『年賀状の準備』と代わる作業になるので書いておきます。12月に入る前には送らないと。
●『宗教を知ろう』どうするか
元々9月26日に開催予定だった第二回『宗教を知ろう』ですが、順延しておりました。年内は厳しそうなので、年明けにやりたいと思っています。先生方のご都合を聞いて実現させます。
●建て替えに向けて
父が亡くなったことで、より一層『早くお寺に住まないと』という気持ちが強くなりました。建て替えプロジェクトをガシガシ進めていきます。
細かいことは他にもありますが、とりあえず一旦こんなところでしょうか。漏れないように頑張りますぞ。
南無阿弥陀仏
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