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エンディング産業展

8/31のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


肋骨を折ってから10日が経ち、改めて病院に行ってきました。まだ折れてはいますし痛みもありますが、全治3週間に向けて経過は順調みたいです。激しい運動とか、不用意なクシャミをするとズレて全治が長引くみたいですので、十分気を付けて過ごす様にと言われました。


今週末は草バスケの試合が入っていたりしたので楽しみにしていたのですが、残念です。とりあえずは、ほぼ日常生活を問題なく送れる様になったことに感謝をしながら、療養に努めます。


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エンディング産業展

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今日はエンディング産業展に行ってきました。葬祭業に関わる企業さんが出展されていたり、終活やら今の寺社を取り巻く状況についてのセミナーなんかが開催される展示会です。今日から3日間にわたって開催されていて、初日から行ってきました。ちなみに、聞きたいセミナーがあるので明日も行きます。



まずブースですが、個人的には興味を惹かれるものはあまりありませんでした。理由としては、お寺向けというより、仏具屋さんとか石材屋さんとか向けのブースが多かったからで、仕方ありません。ただ最新の商品やサービスが並んでいることは間違いないので、『へー、こんなのもあるんだ』みたいな感じで一通りは回ってみました。


そしてセミナーですが、今日は2つ受けてきました。詳細は差し控えますが、感想としては、1つ目は少し微妙で、2つ目はとても面白かったです。


失礼承知で申し上げると、登壇者のネームバリューで言えば1つ目の方が断然上だったと思いますが、マクロな話ばかりで、現場の雰囲気があまり感じられないものでした。有名な方々なので仕方ないのかもしれませんが、評論家っぽく見えてしまいました。


反対に2つ目は、現場バリバリのお坊さんや企業の方が登壇者でした。話一つ一つが具体的ですし、実際にご自分が体験されていることなので血が通った話が聞けました。法善寺にそのまま転用できる話ではなさそうでしたが、どんな事業でも考え方やアプローチの仕方は横展開できますので、とても勉強になりました。


エンディング産業展はこれで4回目になるでしょうか。だんだん慣れてきたからか、自分自身がお寺色に染まってきてしまったからか分かりませんが、最初の頃の様な姿勢で話を聞くことが難しくなっているのを感じました。


特にそれを感じたのは今日の1つ目のセミナーで、お寺に入りたての頃なら『うおー、なるほど!そうなんすね!』というテンションで聞けていたと思いますが、現場を知ると『確かに正論ですしそれは分かっているつもりなんですが、具体的な話は無いですか?』となってしまいます。自分が成長しているのか、性根が曲がってきたのか分かりませんが(恐らく後者)、あの手のセミナーは来年以降は遠慮しようかなと思いました。


今日もブログをお読みいただきありがとうございます。明日もセミナーを1つ受けてきます。



南無阿弥陀仏

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