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一生涯の付き合いを受け入れた付き合い

9/28のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日から北海道に来ています。朝の飛行機で着て、明日の夜の飛行機で帰るという割と弾丸チックなスケジュールですが、任務はとあるお寺の報恩講のお手伝いです。


元々は父がお邪魔していたお寺ですが、父が亡くなり、コロナも明けたことで私に声をかけていただきました。まだまだ父の代わりを務めるには物足りないと思いますが、精一杯頑張るつもりです。明日も全力を出します。


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一生涯の付き合いを受け入れた付き合い

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こういった席に来ますと、色々なお寺さんがいらっしゃっています。昨年の小樽ぶりという方々もいて、またお会いできて嬉しい限りです。


中には父と同級生の方や、父の大学の先輩だった方もいたりして、あれやこれやと様々なお話をお伺いできます。私からすれば想像できない父の姿を知れたり、昔から変わらないんだなぁという一面を確認できたり、ともかく面白い時間だったりします。


私は仏教系の大学を出ていないため、こういった横のつながりは正直羨ましいです。別に自分の選択を悔やんでいるわけではありませんが、もしかしたらこんな世界線もあったのかなぁなんて想像を膨らませたりしています。


お寺に入ってからとことん痛感していますが、お寺さん同士の付き合いは一生物です。定年なんてものはあってないような世界で、18歳で出会ってそこから5-60年付き合っていく、なんてザラにあります。


もっと言えば、私も近所のお寺さんとはお互い小さい頃から知っていますが、年齢=知り合い歴となっています。相手が40歳を超えても『〇〇くん』や『□□ちゃん』と呼べる間柄は、小っ恥ずかしくもあり、他には替えがたく良いものでもあります。このまま私も、還暦を超えても『龍ちゃん』と呼ばれ続けるのでしょう。


お互いが、一生の付き合いになることを受入れた上で付き合っているので、その距離感も見事なものです。こういったところに心地よさを感じているということは、やはり私もお寺の息子だということでしょうか。


こういったご縁、繋がりは下の代にもちゃんと引き継いでいきたいものです。そしてそのためにも、大学の指定校推薦じゃありませんが、まずは私がきちんと役目を全うしなくてはいけません。


ということで、明日のお勤めも頑張りますぞい。


本日もブログをお読みいただきありがとうございます。そして気付かないうちに、みんな老けていく。もちろん自分も。



南無阿弥陀仏

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