三匝鈴が届きました
8/29のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
バスケワールドカップ、日本対オーストラリアの試合が終わりました。なぜか今日だけ20時試合開始だったので、子供達の寝かしつけ時間とバッチリかぶってしまいましたが、最初と最後は何とか見ることができました。結果は残念でしたが、純粋にオーストラリアが強かったと言える内容だったのではないでしょうか。
これにて、順位決定ラウンドに進む事になるみたいです。サッカーの場合は予選ラウンド敗退になるところですが、バスケの場合はまだ続きます。敗退チームも順位を明確に決めることで、パリオリンピックへの出場権などに関わってくるそうです。日本の場合、アジア1位でオリンピック出場権を得られます。引き続き気を抜かず頑張って欲しいです。
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三匝鈴が届きました
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今日、5月頃に注文していた三匝鈴(さそうれい)がお寺に届きました。路念仏(じねんぶつ)と呼ばれることもあるみたいですが、葬儀の時に使うお鈴になります。いつもお世話になっている福岡のご住職にご紹介いただき購入したものですが、こういったハード面でのパワーアップも最近は意識していますし、こだわらないといけないと感じています。
これまでは葬儀の際、斎場に置いてある小さなお鈴や大きな経鏧(きょうきん)をお借りして葬儀を執り行っていました。これで問題ない場合が多いのですが、たまにやたらと音が悪いものに当たってしまうことがありました。それによって、声明を頑張っていても鏧の音で台無しになってしまうのが嫌で、手間ではありますがこれからはこの三匝鈴を持ち込んで葬儀を執り行っていく所存です。
元々葬儀は、この三匝鈴のみを使って執り行うのが本義であります。ということで、ある意味原点に立ち返ったわけですが、これによって少しでも心に沁みる、厳かな葬儀が執り行えれば何よりです。安い買い物ではありませんが、必要なものであることは間違い無いので後悔はありません。
お寺に入ってばかりの頃は、こういった仏具には疎かったですしこだわりもありませんでしたが、少しばかりとは言え年数を重ねてくると色々と思うことが出てくるものです。法衣もその一つですが、『着れればなんでも良いや』と思っていた自分はいなくなり、少しずつこだわりが出てきました。
とはいえ、こだわりすぎたら青天井であるのがこの世界でもあります。程よいところを模索しながら、大怪我しないようにこだわっていきたいと思います。
本日もブログをお読みいただきありがとうございます。試し打ちしましたが、ありがたい音がした気がします。
南無阿弥陀仏
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