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久々の建替えに向けての打合せ

12/2のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日から本格的に年末調整の作業をちょこちょこと進めています。理解が深まったおかげで、昨年まで書面から感じていた威圧感も弱まり、スムーズに作業できている気がします。必要な保険などの証明書(申告書)を集めるのが面倒ですが、それさえ集まればこっちのものです。


理解してくると、逆に今まで間違っていたところが目に付いてきます。あの書類書かなくても良いんじゃんとか、この月の源泉税って正しくはこっちじゃん、みたいなのが見えてきます。まあそれら全てを整理できるのが年末調整ですので、手を抜かずにやっていきます。


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久々の建替えに向けての打合せ =========================


さて、今日は久々に建替えの説明会がありました。気付いたらお昼ご飯を食べる暇もなく、4時間ぶっ通しのお話でした。ただ、コンディションが良かったのか、久しぶりだから純粋に楽しめたのか、理由は分かりませんが4時間ずっと集中して話を聞くことが出来ました。


今回は、構造の話がメインでした。図面は出来上がっていますが、構造的には壁や柱をここに置いた方が良いとか、全階通した柱や壁があった方が良いので少し部屋を広く(狭く)したいとか、そういうお話でした。どうやら私の『向こう100年もつお寺にしてください』というお願いが構造家の方を悩ませてしまっているそうです。ただ、おかげでより良いものが出来上がりそうで、本当に楽しみです。


構造もそうですが、当然法律的な問題もクリアしていかなければいけません。法善寺がある地域は準防火地域となっていますので、防火素材を使わなくてはいけません。また、緑化推進という流れもあるそうで、道路から4m以内に木を植えろ、平米数がいくら以上なら木はこれくらい植えろ、もしくは芝をこれだけの平米数植えろ、みたいな制約があり(こんな偉そうじゃありませんが)、それら全てに応えなければいけないそうです。川口さんも大変そうですが、一つ一つクリアしていくしかありませんので、ご尽力いただいております。実は、今日の打合せが久々になったのも、川口さんが各方面にヒアリングをされていたからです。


他にも、参道のスロープの角度についてもお話がありました。実際に距離と高さをメジャーで再現してもらい、『これくらいなら自然に上がっていけますかね』とか『これだと急すぎるのでもう少し緩くできますか?』みたいなお話をさせて頂きました。プロを相手に色々と注文するのは気が引けますが(嘘です、全然引けてません)、川口さんは全て応えてくれるので大変ありがたいです。


打合せが終わった後には、川口設計事務所御一行で、本堂の屋根から地面までの高さを計測していました。建替え後は、客殿と本堂の間がお墓への参道となります。今回の建替えでは本堂や墓地は触りませんので、それらが参道にどう干渉してくるかを考えなければいけません。そのために、屋根に登ってメジャーを垂らして高さ計測をされていました。危険を顧みず作業していただき、大変感謝でございます。


気付けば法善寺の墓地の周りはマンションだらけになってしまいました。もしかしたら、近い将来まだマンションは増えていくかもしれません。空が狭くなってしまいそうですが、それらも計算に入れながら、気持ちよくお墓参りしていただけるように、川口さんを始め、我々も知恵を絞っております。


11月3日の建替え説明会から、明日で1ヶ月となります。本当に有難いことに、多くの方々からご寄付を頂いておりますので、皆さんの期待に応えられるように、そして期待を超えられるように頑張ります。



南無阿弥陀仏

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