人口増加率トップは東京・台東区の背景
7/24のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
昨日はお稽古終わりにお食事もご一緒させていただき、一泊して今日東京に戻ってきました。福岡には恐らく10回以上は行っていますが、初めて日帰りではない出張で、何だか新鮮な気持ちになりました。
羽田に着いてからは、混雑の中なんとか車を停められた第3ターミナルの駐車場まで行き、昨日の焦りの中で失くした駐車券を再発行していただき、駐車料金を支払い、お寺まで車を運転して帰ってきました。
帰り道はそこまで混んでおらず、順調に高速を走ることが出来ました。行きは上野から本町の合流までで30分ほどかかりましたので、本当に困りました。夏休みの混雑、皆さんもお気を付けください。電車で良いなら、電車をオススメします。
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人口増加率トップは東京・台東区の背景
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朝日新聞のホームページで、昨年1年間の人口増加率は東京都台東区が全国で一番だったという記事が上がっていました。
↓これ
これまでは観光地としてのイメージがあり、住む街としてはあまり認識されていなかったそうですが、上野周辺の再開発が評価されて人気みたいです。新築のマンションも至るところに建っていますので、人口増えてます、と言われても納得です。
とはいえ、これはこれでなかなか考えものです。狭いエリアに人が増えても、、、ということではなく、ただの人口の取り合いで、他の自治体から流れ込んできているに過ぎないからです。
それなりに魅力があって、港区とか文京区ほど家賃が高くなくて、バンバン新しいマンションが建っている、というのが背景としてあるだけで、少子化を根本から解決しているかというと、そうではありません。こんなこと言ったら日本全国そうなので出口のない話になってしまいますが、事実なので仕方ありません。
とはいえ、人口が減り続けていると言われるよりは安心できるのも事実です。台東区だけが良ければ良い、という考えは持ちたくありませんが、まだ持ち堪えている内に、少子化に対して可能な限り恒常的な手を打って欲しいなと思います。
お寺の建替えで、100年持たせるとか言っておきながら、その頃にはカラッカラの街になっていれば意味がありません。街とともにあるのがお寺ですので、街のことにも憂いてしまったりするわけです。
今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。建替えたら、街のためになることをしていきたい。
南無阿弥陀仏
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