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人間は感情で動く生き物

7/4のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


最近、CHILL OUTというリラクゼーションドリンク飲んでいます。見た目はエナジードリンクみたいな感じですがカフェインとかは入っておらず、飲むとリラックスする成分が入っているみたいです。寝る前にも飲める、ということで効果の程は不明ですが何となく頂いております。


味はそれなりに美味しいですし、エナジードリンクを飲んだ時みたいな体の震えもなく、何となく良い感じです。まあこの手のものにあまり多くを期待してはいませんが、何となく飲んでいこうかなと思っています。何となく、はとても大事な感覚です。


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人間は感情で動く生き物

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最近、異次元の少子化対策が世間を賑わせています。というか、逆に少し話題としては落ち着いてしまったくらいでしょうか。ただだからといって政策内容が変わったわけでは無く、特に子供のいる我々のような人たちは引き続き注視しているはずです。


対策は色々ありますが、その中で児童手当が大きな焦点になっていたりします。一人当たりいくらだとか、第三子はいくらだとか、所得制限はどうなんだとか、すったもんだやっております。私は、関心はありますが決定権はありませんので、従うしかなく、ただそれでももちろん動向には注視しています。


お金のことはもちろん大切ですし、児童手当を受け取れるなら有り難く受け取ります。ただそういった定量的な部分だけでなく、定性的な部分からも変えていかないと少子化はストップできない、と最近思うようになりました。結局人間は感情で動く生き物ですので、『子供を育てたい』や『子供を育てても良いんだ』と親世代の人々が思える環境を作り上げることが大事になってくるはずです。


子供2人いる父として言わせていただければ、東京ではやっぱり小さい子供に対しての風当たりは優しくありません。行く店も限られますし、電車に乗っても厄介そうな目で見られますし、ベビーカーを押しててもエレベーターを譲ってくれないこともしばしばです。


また、『子供は母親が育てるもの』という固定概念もまだまだある気がします。特にお坊さんは古い価値観をお持ちの方もいて、ビックリするような話を現代の我々に押し付けてくる時もあります。女性も社会進出をして働くのが当たり前の世の中ですが。


その一方で、子育てをしながら女性が働くのは、どうしても難しいという一面もあります。子供はすぐに風邪を引くし、幼稚園・保育園・学校の行事なんかもあります。それらを乗り越えるには、一人一人の思いやり(寛容な精神で時短を認める、など)や、男性も育児をするという価値観の醸成や、子供こそが国の宝だと思う気持ち、などが大事になってくるはずで、そこには定量的ではなく定性的な変化が必要になってきます。


先述しましたが、損得を考えてみたところで、結局人間は感情で動く生き物です。児童手当でいくらもらえるとか、保育料無償化だから安心だとか、そういったものももちろん大切ですが、頭では無く心で『子供が欲しいな』と思えるような環境づくりが大事になってくるんじゃないでしょうか。


まぁ色々言いましたが、昔に比べると良い方向に変わってきてはいるはずです。残念ながら価値観の醸成というのは1日2日で出来上がるものでは無く、何年もかけてゆっくりと出来上がっていくものです。政府は2030年までが勝負だと言っているみたいですが、それまでに良い風土が出来上がっているといいなと思います。微力でもその一端を担えたら幸いです。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。あと、経済的な成長ももちろん必要です。少子化対策ってめちゃくちゃ大変ですね。


南無阿弥陀仏

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