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今日の書道教室

5/19のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日は午前中から昼過ぎにかけて建替えの打合せがありました。実施設計という、一部屋一部屋の詳細を説明していただいて、こちらのイメージとすり合わせをしていく作業です。こちらとしてもかなり骨が折れる作業ですが、図面を描いていただいている設計士さんの方がよっぽど大変なはずなので、感謝です。


打合せ後は書道、そして夜は声明学園というスケジュールでした。毎週木曜日は結構バタバタしていますが、今日は打合せがあった分、さらに疲れた感じがします。とはいえ充実した日です。寝て回復させます。


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今日の書道教室

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前述の通り、今日の午後は書道教室に行ってきました。最近は少し落ち着いてきたので、毎週無事に通えています。とは言っても実際は月2回にしてもらっていて、今まで来られなかった分の振替として、結果的に毎週通っています。


前半の一時間では、法帖のお勉強をしています。今は黄庭堅の松風閣の臨書をしておりまして、今週から全紙を横にした紙に全文を臨書していきます。一文字一文字はもちろんですが、一行に入る文字数も原文のまま、行間や字間なども原文のまま、という臨書です。結論から言うと、めちゃくちゃ難しかったです。


全紙を横にすると、高さは約69センチになります。先週までは高さ約35センチの半紙に2文字書きでしたが、今週からは約69センチに5〜7文字入れていかなければいけません。筆はそのままでしたし、先週の調子で書いていくと全然入りきらなくて、小さく小さくと何度も自分に語りかけながら書いていました。かなり苦労しましたが、6行目くらいからようやく大きさの感覚が分かってきて、一安心しました。


ちなみに今週は練習でしたので、来週から提出用紙に書いていきます。研究科では、法帖の提出は全臨がマストですので、頑張って仕上げていきます。


後半は濫觴(毎月の課題)の制作でした。今週は珍しく、『臨書を書いてくるように』という宿題がありましたので、何枚か事前に書いて持っていきました。全生徒さんの臨書を見ながら、先生が『ここのハネはこうですね』とか、『これはここに空間を持った方がいいですね』とか、細かく説明してくださいました。自分の中で意識できていることもあれば、先生から言われて初めて気付くこともあって、『なるほど、そういうところを見ているのか』とめちゃくちゃ勉強になりました。


その後の時間では、楷書に取り掛かりました。毎月、楷書から始めるというルーティンを崩さない男です。


今日書いた楷書が、写真の作品です。まだ気に入らないところがあったので提出はしませんでしたが、先生に『作品に仕上げられる様になってきましたね』と褒めていただきました。こうやって作品を見返すと、自分でも線質が変わってきたのが分かって、とても嬉しいです。3年続けてきている甲斐があります。先生方のご指導のおかげで、本当に有り難い限りです。


ちなみに気に入らなかったのは、『閣』の中の『各』の線が軽くなってしまったところと、『雨』の下のスペースが一杯一杯になってしまったところと、『満』のさんずいがぼってりしてしまったところです。細かく上げれば他にもありますが、とりあえず提出まではまだ時間がありますのでぼちぼち仕上げていきます。


今日もブログをお読みいただきありがとうございます。筆持ちたい欲が強い、今日この頃です。



南無阿弥陀仏

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