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今日は新盆会

7/11のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


私事ではありますが、コロナのワクチン接種の日取りが決まりました。親戚の職域接種に便乗させていただく形で、7月26日に第1回目を受けてきます。モデルナ製です。祖母たちは既に2回目の接種を終え、母は明日1回目の接種予定です。私たちも順調にいけば8月中に2回目の接種を終えられます。


家族ですし、家族経営ですし、日常で一番接することの多い人たちがみんなワクチン接種を終えられる目処が立ち、とても安堵しています。こういう機会を回してくれた親戚に感謝です。


順調にいけば、10月ころに海外旅行行けるんじゃね?という淡い期待も抱きながら、あまり希望を持ちすぎず過ごしていこうと思います。あー、でもやっぱり海外行きたい。


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今日は新盆会 ===========


さて、今日は新盆会の法要がありました。ご遺族が故人の忌明け(49日明け)に迎える初めてのお盆のことを新盆(にいぼん)と言いますので、実は、何気に、私たちも新盆に当たっておりました。別に忘れていたわけではないのですが、今日改めて認識をした感じです。周りばかりじゃなくて、自分自身にも目を向けなければいけませんね。


法善寺の新盆会は、平常時は勤行を2回に分けて実施しています。1回だと人数が集まり過ぎるので、2回に分けていました。ただ今はコロナ禍ですので、2回どころか4回に分けて3密対策を行っています。また、勤行後にお弁当をお召し上がりいただいていたのですが、それも無しとしてお持ち帰りとさせて頂いています。


あと法善寺では、薄皮で美味しい山田屋まんじゅうをお供え物に採用しておりまして、お経をあげた後に1家族1箱お渡ししています。本日の新盆会ではお伝えし忘れていたのですが、山田屋まんじゅうには牛乳がベストパートナーだと思いますので、浸すくらいのつもりで食べてみてください。おススメです。


新盆会の法要後は、御朱印を粛々と書き進めておりました。今日の新盆会でも『御朱印ありますか?』とお聞きになった方がいたのですが、お渡しできず申し訳ございませんでした。新盆はお盆期間ではないとはいえお盆ですので(ややこしいな)、来年からは新盆会でも御朱印を用意しておくように致します。


ちなみに法善寺の御朱印では、真ん中には御本尊・阿弥陀仏の別名を書くようにしていて、最初は『無量光(むりょうこう・はかりしれない光)』、次は『慈光(じこう・慈しみの光)』とお書きしました。3回目にして既に悩んでしまったのですが、今回は『無碍光(むげこう・さまたげられない光)』を採用しました。


ただし、『無碍』の『碍』の字は書道では使われない字でして、正式には『礙』と書くみたいです。じゃあ『無礙光』と書くかなとも思ったのですが、読みにくいので『碍』の石辺を省いた字にしました。『碍』のつくりは、『得』のつくりとも同じ形ですが、字典を調べてみると、古典的にはその文字こそが『礙』と同じ字みたいです。今では変換できない文字ですが。


こんな説明をしたのも、真宗聖典なんかを引いても『無碍』もしくは『無礙』でしか出てこなかったので、『そんな字無いじゃないか』と言われてしまいそうでしたので、こういう経緯でその字を採用したという事をご報告(言い訳)させていただきます。


明日は束の間の平日です。そして明後日からお盆が始まります。準備バッチリでお迎えできるよう、まずは明日を頑張ります。


皆様もお出かけの際は、熱中症や急な雨やコロナ対策にお気を付けください。まずは無事に夏を乗り越えていきましょう。



南無阿弥陀仏

 

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