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令和六年大晦日

12/31のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日は大晦日、いよいよ令和6年が過ぎ去っていこうとしています。元日の能登半島地震から始まり、世界的にも個人的にも本当に多くのことがあった1年間でしたが、漸く新たな年を迎えることが出来そうです。


恥ずかしながら、来年はこんな年にしたいなと思うことは、ここ最近はありません。もちろん全てを諦めているわけではありませんが、自分の力では、どうしようもない事に振り回されている気がします。


その最たるものが子供達でしょうか。また彼らに振り回され、引っ張られながら1年を過ごしていくことになりそうです。


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令和六年大晦日

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さて、そんな今日ですが、ドタバタと明日の元日に向けての準備を進めておりました。本堂の荘厳を整えたり、鏡餅をお飾りしたり、御朱印の書き入れを行なったり、お寺の掲示板を書き替えたり。


パソコン(VAIO)の不調(というか最早それがデフォルト)もあって思ったより時間がかかりましたが、何とか間に合って良かったです。


毎度のことですが、三が日は本堂を開放し、誰でも正面から本堂に入ってお参りできるようにしております。そこで参拝記念の御朱印をご用意しておりますが、今回は『分陀利華(ふんだりけ)』という言葉を書かせていただきました。


この分陀利華とは、サンスクリット語のプンダーリカの音写で、白蓮華をさします。蓮華は仏教の中でも特別な花とされていて、その中でも白蓮花は最も高貴な花です。我々が極楽浄土に登場するときは、蓮華の中から化生するとも言われています。


正信偈の中に、分陀利華は登場します。そこでは、阿弥陀仏の誓願を聞き、ご信心を頂いた者はまるで分陀利華のようだ、と親鸞聖人は著されました。正定聚の位に入ったものを、最上級の高貴な花と並べて賞賛されたというのことです。


そんなおめでたい花の名前を、今回の御朱印では書かせていただきました。是非手にとって、参拝記念にお持ち帰りいただければと思います。


ではでは、明日からついにお正月です。令和六年に感謝の気持ちを抱きつつ、令和七年をお迎えしようと思います。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。2025年なんていう、まるで未来のような西暦を迎えるなんて、子供の頃には想像できなかったなぁ。



南無阿弥陀仏

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