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個人的には3度目の坊守講

6/21のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日は午前中にとある用事(一応仕事)で、スーツを着ることがありました。実は最近スーツを着る機会が増えていて、少し前にオーダーメイドで作ったものが役に立っています。


出来合いのものだと、やはりどこかに無理が生じてしまうのですが、オーダーメイドだと動きやすくて、着ることが苦になりません。私の場合、一般のサラリーマンみたいに毎日着るわけではないのですが、着慣れないからこそ着やすいものだと疲れにくくて良いです。


今はその一着で何とかやりくりしているのですが、機会が増えるともう一着欲しいなぁと思ったりもします。とはいえ安い買い物ではありませんし、困っているわけではないので、もう少しこのままでやっていこうと思います。大事に着ていきます。


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個人的には3度目の坊守講

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さて、そんな今日ですが、午後には坊守講という会がありました。坊守(ぼうもり)というのは寺の住職の奥さんのことで、その講(集まり)で『坊守講』です。ちなみに法善寺からは、前坊守(私の母)が出席しております。妻は子どもの面倒見てますので。


そんな坊守講ですが、開催ごとに会場となるお寺を順番に回っておりまして、今日は法善寺でございました。そのお寺の住職の役割として、勤行をして、御消息(歴代ご法主のお手紙)をお読みして、最後に軽くお話をする、ということになっています。


父が元気な時は私の出る幕はありませんでしたが、入院してからは私がやっていて、今日が3回目だったと記憶しています。なぜか、毎回毎回母から『ちゃんとやれ』と発破をかけられるので、父が入院する前に撮影した御消息拝読作法の動画を前日に見返して、リハーサルをして、準備をしました。


そのおかげか、本番では一応滞りなく出来た気がします。ただ、本堂が暑くて汗をダラダラかいてしまい、あまり格好の良いものではありませんでした。まあ汗っかきの宿命として、こればっかりは仕方ありませんが。


坊守講以外にも、お寺の世界には(良い意味で)ゆるく長く続いている横のつながりというのが、多く存在します。定量的な損得ばかり考えていたらもしかしたら、もしかしたら続いていかないものもあるのかもしれませんが、個人的には一つ一つとても大切なつながりだと考えています。


お寺の世界以外でも、会社での付き合い、ご近所付き合い、親戚付き合い、様々な付き合いが存在します。これらが蔑ろになっていく現代ですが、その結果として、孤独を感じる人が多くなっているのも事実です。


本来は、そういった付き合いにこそ人生の充実があるはずです。そんな意味からも、坊守講は良い感じです。これからも、ゆるく長く続いていってほしいものです。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。ついに梅雨か?



南無阿弥陀仏

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