冷蔵庫を新調しました
10/9のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
昨日の事ですが、お寺の冷蔵庫が壊れてしまいました。冷蔵庫の冷風をMAXにしても微かにしか冷えず、冷凍庫の冷風をMAXにしても冷蔵庫ほどしか冷えなくなってしまいました。私が物心付いたころからある冷蔵庫で、母に聞いても嫁いだころからあったんじゃないかとのことですので、36年以上の年月が経った冷蔵庫です。なんで壊れるんだ、というよりも、ここまで頑張ってくれてありがとうございました、という気持ちで新しい冷蔵庫と入れ替わって頂きました。本当に感謝です。
この冷蔵庫も含めて、今年に入って○○年戦士の機械やら何やらが相次いで悲鳴を上げています。大きなもので言えば、本堂のエアコンと池の濾過機がそれに当たりますが、機械たちは何の前触れもなく壊れてしまいますので困ります。
そして、一昨日の地震でも思いましたが、次に何か壊れるとしたら、お寺自身なのかもしれません。壊れてからでは遅いので、やはり一刻も早く建て替えをしないといけないんだな、という気持ちになりました。まだまだ問題というか、やるべきことは目の前に山積みされていますが、一つずつ崩していきながら建て替えへの道のりを作って行こうと思います。
ちなみに新しい冷蔵庫は、サイズとコストを重視して選びました。特に難しいものを冷やしたりはしませんので、冷蔵室と冷凍室のみで十分、サイズも変に大きいと入らなくなりますので、250リットル前後で探しました。結局、お値段もお手頃なアイリスオーヤマ製のモノに決まりました。これからまた長いお付き合いになりますが、よろしくお願いいたします。
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書道の法帖と濫觴 ===============
さて、今日は午前中に書道教室に行ってきました。2時間丸々濫觴(課題制作)かと思いきや、10月の後半から書初めの制作が始まるため、今日は法帖と濫觴を1時間ずつという時間割でした。
法帖は、今回から『交じり』に入りました。全6回のコースですが、半切を横位置に置いて10行くらいで短歌や詩を書いていきます。半紙の横位置くらいはやったことありますが、半切の横位置はそれ以上に横長ですので(1360 x 350mm)、第一回の今日は、そのサイズ感にまずは慣れるところから始まった感じです。
お手本を見ながら、行間・字間などに注意して臨書していきます。お手本と言っても実寸大ではありませんので、何となくこれくらいかな?という感じで進めていくしかありません。結果、上手くいくときもあれば上手くいかない時もあります。行数が多いため、少しの行間の狂いが最終的には大きな差として現れてきます。繊細で難しいですが、とりあえず今日のところはこんな感じで、ということで終わりました。
2時間目の濫觴ですが、今日はかな交じりに時間を費やしました。今月の課題は土田耕平の短歌『杉の穂の高きを見れば月澄める空をわたりてゆく風のあり』です。かな交じりは、実は最近段々と好きになってきていて、文字の大小をつけたり、潤渇をつけたり、太細をつけたり、色々なことを考えながら書いていくのが楽しいんですね。まあもちろんまだまだ知識も経験も無い中ではありますが、今日も先生から『書きながら頭が回転しているのが分かりましたよ』と仰っていただきました。モーター音が聞こえたのかもしれません。
今日の時間内だけで5枚くらい書いたと思いますが、誤字を連発してしまいましたので、結局提出できるのは最後の1枚のみでした。『空をわたりてゆく風のあり』という言葉に馴染みがなく、『空をわたりて風のあり(ゆくを抜かしてしまう)』と書いてしまったり、『空をわたりゆく風のあり(てを抜かしてしまう)』と書いてしまったり、散々でした。頭が回転していたはずですが、そこには全然気が付きませんでした。
それでも、一番最後に書いたものは誤字も無く、作品としても良い仕上がりになった気がします。この『かな交じり』は先月の評価が良かったので、今月も評価が良ければ次のクラスに上がれます。こればっかりは提出してみないと分かりませんが、手応えと結果が一致してくれると嬉しいです。
ちなみに、半切の楷書は2ヶ月連続で高評価だったので、ストレートで次のクラスに上がれました。しかも今月は、今のクラス内では一番高い評価でした。楷書は特にこだわっているので、この結果は素直にうれしいです。今月の仕上がりもまあまあ良いと思うので、このままバシバシと昇進していきたいものです。
書道は来週の土曜に課題提出ですので、その時にまた写真付きでブログをアップします。楽しみにしていただけると幸いです。
南無阿弥陀仏
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