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初の導師務め

7/22のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


最近の東京では、昼間は酷暑、夕方に雷というセットがスタンダードになりつつあります。まだ梅雨明け一週間ほどですが、早くも夏が明けるのを心待ちにしてしまっている自分がいて、そんな自分に少し悲しくなったりもしますが、この暑さは異常なので致し方なしなのかもしれません。


とはいえ、9月末くらいまではこの暑さが続くでしょうし、なんとか乗り越えるほかありません。幸い冷房という神器がありますし、冷蔵庫には冷たい飲み物が控えていますし、懐に保冷剤を仕込めば法衣を着ても涼しさを担保できます。科学に頼りながら、乗り越えていこうと思います。


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初の導師務め

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実は昨日と一昨日、とあるお寺さんで、前住職の通夜葬儀の導師を務めさせていただきました。昨年から、式務(裏で回す人)をやらせていただいたことは何度かありましたが、私自身がお寺さんの葬儀で導師をするのは初めての経験でした。


とても重い役目でしたので私でいいのかという気持ちもありましたが、10年ほど前の前坊守の導師を父が務めていたご縁もあってのご依頼でしたので、精一杯の勤めをさせていただきました。こんな若輩の未熟者に役を当てていただき、本当に有難い限りです。


他の役が当たっていたのは、勝手知ったる仲の方々ばかりでしたので、かなりやりやすい環境ではありました。ただ、いざ本堂に入堂すれば沢山のご親戚に、沢山のお寺さんがいらっしゃり、その中で務めを果たすのはそれなりに緊張しました。


導師ですので、基本的には私の声や所作がきっかけとなって式は進行していきます。当然ながら一発勝負ですので失敗は許されないですし、式の軽重を決めるのも導師の発声一つです。五淘なら五淘らしく、三淘なら三淘らしく、といったことを心掛けたつもりです


全く問題なし、完ぺきだった、と言うことは無いのでしょうが、全力を尽くせたとは言えるかなと思います。私自身も、また一つ成長させていただけました。生前故人の方にお世話になった方から『大役だね、頑張って』というお声を掛けていただけましたが、少しはその気持ちに応えられたかなと思っています。


改めて、前住職のご遺徳を偲び、そしてこんな私に導師という大役を任せていただいたことに感謝しつつ、また明日からの歩みを進めていきます。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。様々なご縁に感謝です。



南無阿弥陀仏

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