刺さるか、都の少子化対策
1/14のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
今日はお昼頃に久々に雨が降りました。東京に雨が降るのは実に23日ぶりだそうで、あまり雨が好きではない私ですが今日の雨はとても嬉しかったです。洗顔後のパキパキの顔に化粧水が染み込んでいくかの如く、乾き切った大地に雨水が染み込んでいってくれれば良いなと思います。
今日はそんな雨音を聴きながら、明日に迫った新年会の準備をしておりました。持っていくものや、タイムテーブルの確認、そしてクイズ大会用の問題を考えて作っておりました。昨年と同じく10問で、前半は法善寺のある上野や浅草に関する問題、後半は法善寺や浄土真宗に関する問題、という構成です。
ちなみにクイズ大会は個人戦ではなく、各テーブルによる対抗戦です。難易度を昨年よりも難しくしちゃってますので、テーブル内で話し合いながらクイズを楽しんでいただけたらなーと思っています。盛り上がるかどうかは分かりませんが、やる事はやったのであとは本番を待つのみです。
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刺さるか、少子化対策
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少子化問題が叫ばれて久しい日本ですが、2日ほど前に東京都が第二子の保育料無償化を発表しました。実施は10月からなので少し先ですが、これはとても良い助成だ、と珍しく妻が叫んでいました。うちとしては、第二子の保育料がかからなくなるのが今年の10月から来年の3月までなのでそこまでガッツリ恩恵を受けるわけではないのですが、それでも有難いことですし、これによって2人目を産もうと思う夫婦が増えるはずだ、とのことです。妻的には、数ある少子化対策の中でも、一番に刺さったみたいです。
確かに、1人目から2人目のハードルはなかなかに高いものがあります。子育ては時間も労力もお金もかかるもので、1人目は大変な中でなんとか乗り越えられても、2人目となると『これをもう一度やるのか、、、』と足踏みしてしまう夫婦も多いはずです。うちは幸いどっちの両親も近くに住んでいて困ったら手を借りられますが、そうじゃない方にとってはより高いハードルとなり得ます。
また、キャリア形成的にも、保育料が無償なら早めに子供を預けられるため、産休&育休による職場から離れる期間を短く済ませることが可能です。特に東京は共働き世帯が多いでしょうし、そういう方々には今回の助成はとても響くんじゃないでしょうか。
日本に根ざしている寺院という業界にとっても、少子化対策はとても気になる所です。今後数十年で寺院の数がガクッと減っていくことが見込まれていますが、これは日本の人口が減っていくことと相関していることは言うまでもありません。この調子で良い助成をたくさん打ち出して、なんとか少子化に歯止めを掛けてもらいたいなと思います。頑張れ東京、頑張れ日本。
今日もブログをお読みいただきありがとうございます。子供は可愛いですが、現実を見ると大変なこともいっぱいありますからね。
南無阿弥陀仏
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