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刺激をもらいながら書道できた日

6/19のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


昨日の大雨(慈雨)から一転、今日はピーカン照りの真夏日でした。そろそろやってくるであろう梅雨にブルブル震えながらも、こんな感じだと今年は空梅雨なんじゃないかと、勝手な予感が漂っています。


まあとは言え、そんなことを勝手に考えていても意味がありません。とりあえずは目の前にあることに集中して、自分ができることをやっていきます。作業系が溜まっているので、頑張ります。


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刺激をもらいながら書道できた日

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さて、そんな今日ですが、書道教室がありました。忙しくないわけではないのですが、6月はなんだかんだと順調に通えています。振り替えられるのが日本教育書道芸術院の良いところの一つではありますが、振り替えなくて良いのならそれに越したことはありません。


今日の授業は通常回ですので、前半に法帖、後半に濫觴という構成でした。今取り組んでいる法帖はお手紙文でして、(おそらく)大溪洗耳先生が書かれた例文を臨書していきました。


活字のような字ではなく、創作っぽい字で書かれていて、それを臨書するのはなかなかに至難の業です。そもそも字形が相当多岐にわたっているため、読み解くだけでもとても難しかったりします。


また、これは書道とは関係ないのかもしれませんが、手紙において自分のことは下げ、相手のことは下げないように書く、という決まりがあることを初めて知りました。


写真にもありますが、『私共』となっているところは、少し下げて書いています。また、写真にはありませんが、この後出てくる相手のお名前のところは、行の下に来ないように、その前の言葉を下げて書いたりして相手の名前が上に来るように字面を調整しています。


良くも悪くも、何だかとても日本らしい決まりだなぁと思いつつ、新たな学びに感謝です。恥ずかしながら、手紙をほとんど手書きしないので、知りませんでした。


全く手応えがないまま1時間が過ぎてしまったのですが、次回が提出みたいです。こりゃ大変ということで、次回までに感覚を失わないよう、お寺でも書き込んでおこうと思います。


そして後半の濫觴では、楷書に取り組みました。今日は教室の人数も多くて結構活気があり、またベテランの方からの刺激もあったりして、教室の温度が高かった気がします。


そんな空気に押されるように思い切った作品が書けた気がします。我ながら、こういったスイッチを自分が持っていたのかと、新たな発見がありました。


そういえば、来週から同人展が始まります。4月に提出したものですが、苦労して書いた作品が展示されるので密かに楽しみにしています。大きい会場で、表装された作品がどんな感じに見えるのか、きちんとチェックしていたいと思います。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。お寺よりも、やっぱり教室で書いた方が良いなぁ。



南無阿弥陀仏

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