四季を感じられる国、日本
9/10のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
9月も早いもので10日となりました。書道で習った話ですが、『旬』という言葉がありますが、これは10日間のことを指すそうで、毎月大体30日ですので、上旬・中旬・下旬と分かれるそうです。今日は10日ですので、9月の上旬が終わった、ということですね。
ちなみに食べ物にも『旬』という言葉を使いますが、その食材が最も美味しい10日間を指すそうです。旬の食べ物を意識しながら食事を楽しむ、そんな素敵な大人になってみたいものです。
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四季を感じられる国、日本
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9月に入り、少しずつですが秋の匂いを感じるようになってきました。気が付けば蝉の鳴き声もほとんど聞かなくなり、30℃を超える日が少なくなり、目の前の小学校も夏休みが終わりすっかり平常運転になっています。
秋に限らずですが、気温以外の部分で我々は五感を駆使して季節の移ろいを感じています。夏だったら、陽が延びてきたり、梅雨が明けたり。秋は飛ばして冬だったら、陽が短くなったり、雨が全然降らなくなったり。春だったら、木々に緑が増えてきたり、鼻がむずむずしてきたり。
四季があるのは面倒だなと思う部分もありますが、常夏の国に行きたいかと言われれば嫌なので、なんだかんだ楽しんでいる自分がいるのでしょうか。服も夏服やら冬服らが楽しめるのは良いことだなと思います。それこそ、季節の移ろいがあるからこそ食べ物にも旬があるわけで、そういった自然の恩恵を授かりながら我々日本人は生かされているわけです。
そんなにたくさん海外に行ったことがあるわけではないので偉そうなことは言えませんが、これだけ自然環境に恵まれて、自然と共生している国は日本くらいじゃないでしょうか。日本に住んでいると、特に東京になんかいると見落としがちですが、この国は本当に自然に溢れています。
このコロナ禍、閉塞感を感じざるを得ない毎日において、『自然と触れ合ってリフレッシュしたい』と思ったりしますが、その次には『あー、海外行きたい』と口走っているのが私です。日本でも私の欲求を満たしてくれるところは沢山あるはずで、まだまだ日本を味わい尽くせていません。止まるところを知らない円安も関係ありますが、まずは日本の良いところを味わいたいな、と思う今日この頃なのでした。
今日もブログをお読みいただきありがとうございます。実は10月に2回も北海道に行きます(プライベートと仕事)。
南無阿弥陀仏
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