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因縁のあったボクシングの試合に感動

10/14のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


3日ぶりに通常回のブログとなります。12日のバスツアーの振り返りや感想を2日に亘って書き綴ってしまいましたが、それだけエネルギーを傾けていたとご理解ください。家族の協力にも感謝です。


一息つきたいところですが、そうなると体調を崩すのが定石です。既にちょっと怪しいところもあったりするのですが、踏ん張りきって乗り越えていこうと思います。


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因縁のあったボクシングの試合に感動

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さて、この三連休はボクシングの大きな興行がいくつもありました。バスケが一番好きなスポーツだったはずが、毎年優勝チームを決めるという一定の流れみたいなものに、少し飽きてきている自分がいるのかもしれません。そんな私には今は、ボクシングの一発勝負の世界がとても刺激的に、そして魅力的に映っています。


三連休中、たくさん試合があったので全てを語り尽くせませんし、そこまでの語彙力も知識も何もありませんので、一つだけ。それは昨日の井上拓真選手対堤聖也選手との試合です。はっきり言って、判定結果を聞いた時には少しウルっときてしまいました。


井上拓真選手と堤聖也選手は、95年生まれの同い年だそうです。ただ、井上選手はエリート街道を歩いていて、アマチュア時代は堤選手に日の目は当たりませんでした。そんな二人はインターハイの準決勝で一度戦っているそうで、その時は井上選手が勝利しています。


堤選手はこれを因縁に思っていて、実に12年越しのリベンジが今回果たされた形です。ただ、因縁と言っても悪い意味ではなく、あの試合があったからこそ自分はプロの道に進み、ここまで来ることができた。井上拓真選手は自分の恩人です、と試合後のインタビューで語っていました。いや、どんだけカッコいいのよ、と思ってしまいました。


試合前はどちらかを応援しているということも特になかったのですが、試合中の気持ちのこもった戦い方、試合後の振る舞い、インタビューでの発言、これらですっかり堤選手のファンになってしまいました。


とはいえ、群雄割拠のバンタム級。他団体のチャンピオンも日本人が占めているという、とても特殊な状況です。この中でどれだけ上がっていくのか、もしくは因縁の井上拓真選手を倒したことで燃え尽きてしまったのか。それは分かりませんが、出来れば上に行くことを期待しながら、しっかりと見守って応援していければと思います。


過去に自分を倒した相手を恩人と言える心意気に、何より感動しました。物事というのは捉え方一つでこんなにも変わってくるんだなぁということを改めて教えてもらった気がします。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。縁起の道理を感じた、因縁の試合でございました。



南無阿弥陀仏

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