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図面で寸法を確認しまくる日々

8/22のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日は久々に息子も連れて電車に乗る機会がありました。銀座線に乗ったのですが、ホームに電車が到着する時点から大喜びで、乗ってからも妻の隣でチョコンと座っていました。乗り物がとにかく好きな息子ですが、あーやって大人しく座ることが出来るんだなと思い、成長を感じました。


子どもが2人いると、どうしても『出かけるのは息子がいないときにしよう』となりがちですが、やっぱりちゃんと連れ出してあげるのも大切です。もちろん、コロナ禍ではありますが、出来る限りの刺激を息子にも与えていかないといけないな、と思った今日のお出かけでございました。


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図面で寸法を確認しまくる日々 =========================


さて、先日の設計事務所さんとの打合せを受けて、一昨日・昨日・今日は図面とにらめっこしている時間が増えました。1/50のスケールですので、定規を片手に『ここは2センチだから1メートルってことか』とか、メジャーを片手に『この机が120cm幅だから、廊下はこれくらいの幅になるってことか』とか、頭だけじゃなくて実際のスケールに落とし込みながら、サイズ感を確認しています。


当然ですが私は建築に関しては素人ですので、『トイレの奥行きの相場』や『廊下の奥行きの相場』は分かりません。図面を見て想定の距離を知り、実際にトイレに行ってみてメジャーでサイズを測り、『このトイレで狭く感じないから、同じくらいなら大丈夫か』という感じでシミュレーションしています。大変ですが、結構楽しい作業でもあります。


私たちの住居部分は、妻と夜な夜な話し合ってかなり見えてきたのですが、お寺部分は母も一緒に話し合いをしたいのでなかなか時間が取れていません。私の独断でバリバリ進めてしまおうかとも一瞬考えたのですが、やっぱり私だけじゃなくて、というかむしろ客殿などは母や妻の方がより長い時間を過ごしますし、2人にも当事者意識を持っていてもらいたいので、しっかり意見を汲み取って進めていきます。


今回の建て替えは、今の客殿・庫裏が古くなったというのがスタート地点ではありますが、ただ新しくするだけでなく次の100年を見据えた建て替えになります。法事やお墓参りにお越しになったお檀家さんがより心地よい時間を過ごせること、そしてそんなお檀家さん達とより密にコミュニケーションが取れることを念頭に置いています。


また、より開かれたお寺にするために、法善寺が地域の人たちの集まる場所になるべきだとも考えています。私はこれまで、法善寺で特に新しいことをしてきたつもりはなくて、やるべきことはきちんとやり、やれていたことは少しでも深く少しでも広くやる、ということを考えて動いてきました。ただ今回の建て替え後には、新しいことにも挑戦していきます。そのためのハード面でのアップグレードが建て替えですので、ある意味その挑戦は既に始まっています。


楽しいことばかりじゃありますが、息子の代や孫の代にまで影響する仕事をしているんだという自覚を持ちながら、悔いの無いように頑張っていきます。



南無阿弥陀仏

 

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