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図面を基にシミュレーション

5/24のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日はNBAプレイオフ2日目でした。昨日、『今シーズンはお客さんがあんまり入れられないから、ホームコートアドバンテージが例年よりも機能しないんじゃないか』ということを書きましたが訂正します。ニューヨークニックスのホームアリーナ、マディソン・スクエア・ガーデン(MSG)で行われた試合で、15,000人以上を動員して試合が行われていました。ニックスにとっては久々のプレイオフという事もあってか、会場の雰囲気はまさに例年のプレイオフそのものでした。


試合自体はニックスが負けましたが(#負けたんかい)、あういう雰囲気ならホームコートアドバンテージがきちんと働く気がします。ちなみに15,000人の観客の内、9割以上はワクチン接種済みとのことです。ここに至るまで、アメリカは日本とは比べ物にならないほどの犠牲者が出ていますが、ワクチン接種スピードと言う一点だけを見ると羨ましいです。


ワクチン接種が進み、日本にもあのような光景が戻ってくることを願っています。



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図面を基にシミュレーション

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さて、そんな今日は設計事務所さんとの打ち合わせがありました。そろそろ基本設計(大まかな図面決め)も大詰め、段々と細かい話つまりは実施設計に移っていきます。壁の素材はどうしようかとか、床の素材はどうしようかとか、屋根の素材はどうしようかとか、そんな話です。今日は実際に素材を持って来ていただいて、見て触って話を進めていきました。やっぱり実際に見ると色々とイメージが湧いてきます。


また、どんどん細かい話になるにつれ、こちら側の宿題も増えていきます。分かりやすいところで言えば、お寺にいらっしゃる様々な方の動線を一つ一つシミュレーションしたり、新たに設ける多目的室で行う企画の具体案を考えたりしなければいけません。


一口にお寺と言っても、様々な方がいらっしゃいます。お墓参りにいらっしゃる方、ご法事にいらっしゃる方、ご法事だけでなくお食事もされる方などです。また、次のお寺では喫茶スペースがありますので、お墓参りのついでに喫茶を利用する方、門徒さんじゃないけどお茶だけを飲みに来る方、もっと言うと、多目的室での○○教室にいらっしゃる方、その前後で喫茶を利用される方など、ざっと挙げてもこれくらいは想定されます。こういった一つ一つのパターンでの動線を想定し、それぞれにとって無理がないかを考えないといけません。


また多目的室をどう活用するのか、その際に人がどう動くのか、どこでたまるのか、教室内の景色はどう見えるのか、喫茶スペースやお座敷などとの連携はどうか、こういったことを考えていきます。多目的室はその名の通り、様々な使われ方をする部屋になります。ヨガ教室、書道教室、その他にも色々考えている教室がありますが、それぞれでどう使われるかを具体的に考えていきます。


自分が来訪者になったつもりで、まだ建てられていないお寺を図面から想像・創造し、イメージの中で利用してみて、大丈夫かな?無理ないかな?というシミュレーションです。なかなかレベルの高い憑依芸ですが、毎日のように図面とにらめっこしまくっているので、出来る気がしています。


ちなみに次回の打ち合わせは来週の予定です。今日は設計事務所さんからのプレゼンで、それを受けてこちらでも熟考して来週の打ち合わせでアンサーする、という感じです。長引かせようと思ったらいくらでも長引かせることが出来る気がしますので、セコセコと進めていきます。


引き続き、法善寺の建て替え計画にご注目ください。



南無阿弥陀仏

 

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