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地元のお祭りシーズン開幕

5/12のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今週末は、地元の下谷神社でお祭りがありました。個人的にはお神輿を担いだりしませんでしたが、屋台でお祭りの雰囲気を味わったり、家族でご飯を食べたりしておりました。


神社は神道、お寺は仏教、ということを厳密に気にされる方もいらっしゃいますし、本来はそうすべきなのかもしれませんが、この曖昧さも日本の宗教観かと思いながら受け入れています。ちなみに毎年、お祭りに向けての町内の寄付も支払っています。普通に考えたら変なのかもしれませんがそれが成り立っている、そんな変な台東区です。


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地元のお祭りシーズン開幕

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さて、そんな今日の夕方ですが子どもたちを公園に連れていきました。家族総出で行ったのですが、長女が自転車に乗ったまま寝てしまったので、妻が長女と次女を自転車で見て、私と長男は公園の滑り台などで遊びました。


お祭りの影響から、普段よりも多い人出でしたし、来ている親は大抵お酒を飲んでいました。お祭り時期になると一気にコンプラがなくなり昭和に戻った様相すら呈していますが、それもそれで良さなのかもしれません。


そういえば少し前に見た『不適切にもほどがある』というドラマの中で、昭和と現代のコントラストが描かれていました。昭和の時代は日本に勢いがあり、何となく『良い時代だったんだろうなぁ』という認識でしたが、実際には現代に向かって人はきちんと進歩してるんだなぁと感じることもできた内容でした。


何かを得るためには何かを捨てなければいけないわけですが、どうも我々は捨てたものに目が行きがちです。コンプラコンプラとたしかにうるさい現代ですが、根性論で全てを片付けてしまう昭和の時代が優れていたかと言うと、決してそうではありません。


捨てたものがあるということは、得たものがあるということで、現代の我々はもっとそこに目を向ける必要がある気がします。お祭りの昭和な感じの雰囲気も、この時期だけだから色々と許されていますし楽しめますが、年中これだとやっぱ結構キツいです。


そして来週は、三社祭があります。浅草では一番大きな祭りですので、また適度に楽しめればと思います。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。この時期は、台東区が騒がしいです。でも楽しいです。



南無阿弥陀仏

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