型破りと形無し
6/29のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
昨日の夕方から怪しかったのですが、今朝自転車に乗ると後輪がパンクしていました。幸い子供を乗せることは無かったのですが、電動アシスト自転車なのでそもそもの重量があります。ガタンガタンと後輪を揺らしながら、何とか修理に持っていけました。
こんな日に限ってとても暑く、修理に預けている間は徒歩移動なので更に暑さが堪えます。かっぱ橋のアーケード屋根に助けられながら移動させていただきました。
=============
型破りと形無し
=============
今日は木曜日でしたので声明学園の授業がありました。気が付けば来週で通常授業は最後で、お盆休みの一週を挟んで、修了式・卒業式となります。私にとっては、研修科に入っての最初の一年間が終わろうとしています。早いものです。
研修科の科目は、先週に引き続き七条の着付けです。生徒の一人にモデルになっていただき、先生が見守る中、あーでもないこーでもないと相談しながら着付けをしていきます。着付けをする人はもちろんですが、モデルの人にとっても意外と勉強になるものです。
私は、先週は少し遠慮していたのですが、今週は割と前に出て着付けをしていきました。もちろん先生に比べればまだまだですが、何も知らなかったころと比べると雲泥の差で、一応少しは様になるくらいには出来るようになった気がします。何回も見てきた成果と、何回か着付けた成果でしょうか。
着付けも声明もそうですが、絶対的な正解があってないような分野です。公認かどうかは知りませんが、○○流みたいな言われ方をしていくつものやり方が存在しています。
その正解は、地域によって、お寺によって、人によって変わるのかもしれませんが、法善寺でやっている声明学園では、創立者の中山静麿(私の祖父)が昭和30年ころに京都の東本願寺で学んできたことを踏襲して教えられています。ある意味、この声明学園は声明作法の基礎を学べる場ですので、基礎固めをした後に各々のお寺や地域に対応していけばいいのかなぁと思っています。
『型があるから型破り。型が無ければ、それは形無し』という言葉があるそうですが、その型を学ぶには素晴らしい場だと思います。ご興味がございましたら、メールやら電話やらでお気軽にお問い合わせください。
今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。来年度に向けて、ちょっぴり宣伝っぽくなってしまいました。
南無阿弥陀仏
-------------------------------------------------------------
Comments