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基礎を学び直すここ最近の声明学園

2/9のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


来週の本山婦人会での法話に向けて、インプットを一段落させ、アウトプットの期間に入りました。要は資料作りをしています、ということなんですが、なかなか難儀しそうで少し不安になってきました。


『ニッポンのお寺史』というテーマなので、仏教史になったり日本史になるのは違うなぁと思いながらも、淡々とお寺だけの話をしてもワケがわかりません。時代背景も交えつつ、ただフォーカスはお寺の変遷に当てる、みたいな感じにしたいので、その線引で悩んでいます。


ただまぁ、作業時間が長くなって今日のところは少し煮詰まっただけ、という可能性が高いと勝手に考えているので(基本的には楽観主義)、寝て起きたら明日は大丈夫でしょう。引き続き頑張ります。


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基礎を学び直すここ最近の声明学園

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さて、昨日の夜は声明学園がありました。毎週木曜の夜にやっておりますが、私のいる研修科はここ最近『葬儀の実際』や『年回法要の実際』といった科目に取り組んでいます。


研修科だと難しいことをやるのが本義なのかもしれませんが、現実的に一番身近なものをおざなりにしていてはいけません。特にここ数年はちょっと発展しすぎた内容に取り組んできた印象がありましたので、原点回帰という意味もあります。


また、一番身近なものだからこそ、一番クセが出やすくなるのも事実です。小さいことを積み重ねる事が、とんでもないところへ行くただひとつの道、とイチローさんも仰っていますが、小さな違いを日々積み重ねることによって、とんでもないクセが付いてしまうことになります。


新しいことを学ぶのも大切ですが、そういったクセを正すのも声明学園の大きな意義かなぁと思います。


そんなこんなで昨日は『年回法要の実際』という内容でしたが、日々の確認はもちろんですが、意外にも新しい発見があったりして、やっぱりやって良かったなぁと感じています。


法善寺は法善寺のやり方でずっとやっていますが、それが唯一無二の正解ではないことが分かり、また少し俯瞰した視点を手に入れられた気がします。それらを踏まえることによって、やり方は変わらなくても深みが出てくるかなぁと思っています。


来週が当科目最後の授業となりますので、引き続き取り組んでいきたいと思います。その日の日中に本山婦人会での法話がありますので、清々しい気持ちで声明学園に臨めるよう、まずはそちらに注力していきます。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。良いプレッシャーを感じながら進もう。



南無阿弥陀仏

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