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声明学園での夕礼

5/24のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日は25日前の平日、ということで税務委員の仕事をしたり、銀行に行ったりしてきました。朝一で行ったつもりでしたが、ATMはそこそこ混んでおり、さすがは現金大国・日本、といったところでしょうか。


新年度になり2ヶ月程が経ったわけですが、ここまではそれなりにバタバタだった気がします。これからも体調気を付けて、無理せず頑張ります。


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声明学園の夕礼

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さて、昨日は木曜でしたので、声明学園がありました。毎週木曜の夜7-9時に開講しておりまして、50年以上の歴史を誇ります。手前味噌ですが、祖父が当時の有志の僧侶の方々と作り上げた学園です。


年度が9月に始まり7月に終わるという形ですので、この時期は終盤戦です。5月からは毎週夕礼なるものが始まりましたが、これは模擬法要を行って実践の中から学びを得よう、というものです。


具体的に言えば、外陣に一人、内陣に三人が出仕し、嘆仏偈・三淘念仏和讃三首引き・回向・御文という差定で行われます。20分弱で終わりますが、出退作法から、キンの打ち方から、和讃の節回しから、御文の拝読まで、様々な技法と知識が求められます。


担当は研修科→2年生→1年生→研修科→…と回っていくわけですが、4回目となった昨日は研修科が担当でした。私は役には当たらず、参詣席から声だけ出していましたが、中を見ていると色々と思うところがあります。『あ、いま間違えたな』とか、『おー、上手に出来てる』とか、そんなところですが。


研修科と言えども、そして簡素化された模擬法要といえども、完璧に勤めることはとても難しいものです。特に内陣は所作の一つ一つに気が抜けませんし、他の方々と揃えるとなるとやはり練習が必要です。


ただ、1番目についてしまうのが外陣の方です。キンの打ち方であったり、バチのさばき方であったり、御文の読み方であったり、役割が多いし、それら全てを一人で担うため、どうしても目につきやすくなります。


当然ですが、色々と思うところがあるとか言いつつも、私がやったからと言って完璧にできるとは思えません。ただ、人がやっているのを見ながら、自分事として捉えてシミュレーションするのはとても大切かなとは思います。昨日もそんな心持ちで見学していました。


3週間後にまた研修科の担当が回ってきます。普段難しいことを勉強しているからこそ、こういった実践形式でかっこいい所を見せないといけません。次回は積極的に外陣をやってみて、恥かいて勉強してこようかなと思っています。飛び込まないことには、学習はないので。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。研修科に来て、もうすぐ四年ということか。



南無阿弥陀仏

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