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声明学園での最初の講師枠最終回

10/17のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


10月も中旬になったというのに、まだまだ暑さが抜けきらない日が続いています。特に人が集まると、お座敷なんかは冷房を入れなければ暑いぐらいです。今日の声明学園もそうでした。


一体いつになったら涼しくなるのやらと調べてみると、逆にこの土曜日は最高気温29℃という、恐ろしい予報をがでていました。お寺の方ではすっかり衣替えをしておりますので、冬服を着ながら冷房を入れるという何ともとんちんかんな状態です。


来るなら早く来い、冬よ。いや、まだ秋も来ていないのか。


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声明学園での最初の講師枠最終回

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さて、そんな今日ですが、声明学園で私が担当する正信偈草四句目下の最後の授業がありました。全4回の最終回ということで、あっという間だったような、長かったような。ただ、私自身がとても勉強をさせていただいた気がします。


正信偈草四句目下は基本中の基本ですので、ここに来る前からもう慣れ親しんでいる方もいらっしゃいました。ただそういう方でもありえで変な癖がついてしまっている場合もありますので、声明学園の授業で取り上げるというのは大きな意義があるかなと思います。


全4回でしたので、難易度と言うか、強度と言うか、回を追うごとに段々と上げていくようにしました。飽きさせないという意味もありますが、様々な角度からアプローチすることで、より深い学びが得られればいいなという思いです。


これまでスポットで教えたことはありましたが、今回のように全4回という形で授業を持ったのは初めてのことでした。このようにやると、生徒さんそれぞれの癖であったり、成長を見守ることができた気がします。やっぱり自分の言ったことで成長が見られるのは、何よりも嬉しいことです。


また改めて、人に何かを教えるというのはとても難しいなというのも実感しました。一気に1から10まで言っても伝わらないことが多いので、まずは3まで、その次は6まで、というように、どのようにカードを切っていくかが大事だと思いました。


ただ、そんなことは言いつつも、たまに一気に10の世界を見せて引っ張り上げるということも必要なのかもしれません。まだまだその辺りは試行錯誤です。


次の私が講師を務める授業は、来年4月頃だったかと思います。研修科の皆さんを相手に、正信偈真四句目下を担当いたします。まだ先なのでどこに準備はしていませんが、また頑張って様々なことをお伝えできればと思っております。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。教える側が教えられる。



南無阿弥陀仏

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