声明学園の今年度最終授業
7/5のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
暑さ激しい日が続いておりますが、今日は子どもたちの幼稚園で盆踊りがありました。とは言っても、私は仕事があったり、一番下を迎えに行ったりしておりましたので、見に行けてないのですが、とても頑張って踊っていたみたいです。
東京のお盆は来週やってきます。運よく体調は上り坂ですので、このまま絶好調になってお盆を、そして夏本番を迎えることができたらなと思っています。引き続き注意しながら生活していきます。
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声明学園の今年度最終授業
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昨日のことになりますが、声明学園の今年度最終授業がありました。来週はお盆休みで、再来週に卒業式及び修了式が控えており、研修科に入って2年目の年度が終わろうとしています。本科は2年間なので、私が声明学園に入ってからは4年が経つことになります。
正直言うと、自分としては、祖父や父に教わっていたアドバンテージがあった中でのスタートだったと思いますが、沢山のことを学べた4年間でした。声明学園に入る前から十分に理解しているつもりだった基礎中の基礎、みたいな科目でも新たな発見が多々ありましたし、曖昧なところがきちんと言語化できるようになったと思います。
研修科に来てからも、当然ですが新たな発見の連続でした。御伝鈔などの、今まで触れたことのない科目もありましたし、改めて学ぶ『葬儀の実践』といった基礎的な科目でも、研修科ならではの深掘りがあってとても勉強になりました。
また、生意気ながら申し上げると、この4年の中で他の方の成長も見ることが出来ました。ほとんど声明には触れたことがない、というような人が2年、3年と経つ内に、どんどんと上手になっていきました。
むしろそういう人は、時間の経過とともに指数関数的に上手になっていってる印象なので、これからもぐんぐん伸びていかれる気がします。はたからも、最近は自信を持ってやっておられるのが見て取れます。素晴らしい好循環です。
私にとっては、子供の頃から、木曜の夜は声明学園、という環境で育ってきたのであまり特別な場所だとは思っていなかったのですが、自分が中に入って学んでみると、とても稀有な場所であると感じられます。
こういった形で声明を教えている場所は、日本全国探しても滅多にありません。カリキュラムも、必要なものがきちんとまとめられています。改めて、この学園を立ち上げた祖父の偉大さを知る日々です。
再来週の卒業式では、本科2年の方々が中心となって、報恩講の模擬法要を行います。録画もしますし(公開はしませんが)、立派なものに仕上げたいものです。我々も、助音などでお手伝いさせていただきますので全力を尽くします。
今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。あ、卒業式の表彰状とか準備しないと。
南無阿弥陀仏
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