多くのご縁をいただけた20代
5/27のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
今日は夕方から、姉宅に招待されたので遊びに行ってきました。あちらも結婚していて子供2人という似た境遇ですし、どちらも都内在住ということで結構頻繁に会っています。従兄弟同士が仲良くなればいいなぁと思いながらも、いつもケンカばかりしていますが、今日は姉の友人も子供を連れて参加されていたので、うまく中和されていつもよりは仲良くしていた印象です。
子供達が仲良くしている光景には癒されますが、気が付けば『おもちゃを取られた』とか、『〇〇ちゃんがぶった』とか、ギャーギャーピーピー始まります。誰が悪いのか、なんてのをはっきりさせたところで収まることもなく、果たして何が解決策なのか見当もつきませんが(おそらく解決策なんて無い)、一応仲裁したふりをしながら円滑に物事が進むようにしています。
自分が子供の頃を思い出しても、言われたことが分かったとしてもすぐに実践などできた試しがありません。自分の子供に、自分が全然できなかったことを求めるのも酷ですので、長い目で見守っていければと思います。
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多くのご縁をいただけた20代 =====================
気が付けば今年は年男でして、9月で36歳になります。30代も後半に突入する訳ですが、振り返れば20代からここまで色々なことがあったなぁと思います。特に20代の頃は、今思えば何が何だかわからないまま過ごしていましたが、多くの変化を経験できた、という点においては恵まれていました。
就職、転職、結婚、昇進、祖父の死、数え上げればキリがなく、その一瞬で見れば良い変化も悪い変化もありましたが、そのどれもが新しいご縁を作り出してくれました。そしてそのご縁によって自分自身も変わっていき、成長に繋がったかなと思います。
仏教では、こういったご縁によって自分自身の人格なり性格なりが形成されていて、絶対的な自我は無い、という教えがあります。これを諸法無我と言い、仏教の絶対的な真理である四法印の一つに数えられます。
ご縁が自分自身を形成する、と言いましたが、若ければ若い方がそれまでのご縁が少ないため、一つの大きなご縁によって大きな変化が起きたりします。『子供の成長は早い』と言ったりしますが、逆に大人になってしまうと、それまでのご縁がまるでギブスのように自分自身を固めてしまい、新たなご縁の影響がそんなに出て来ない、という訳です。
そういう意味で、まだ若い20代のうちに多くの変化を経験できた自分は恵まれていたなと思います。図らずも、という部分が多いですが、だからこそそんな20代を過ごせたことに感謝の気持ちを持たなければいけません。見守ってくれた家族、叱咤激励くださった方々、20代の私に関わってくださった方々皆さんに感謝でございます。
そんな20代を懐かしみながらも、30代だって40代や50代になれば懐かしむわけで、まだまだ多くの変化を許容していきたいと思います。30代後半戦も頑張るぞい。
今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。凝り固まりたく無い。
南無阿弥陀仏
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