娘の初参り式
5/5のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
ゴールデンウィーク最終日、いかがお過ごしでしょうか。お寺の方は少しバタバタとしておりましたが、いずれにしても台東区内に収まりながら行動しております。仕事がありますのでステイホームとまではいきませんが、区内にはステイできています。
平年のゴールデンウィークがどれくらい人出があるのか分かりませんが、今年は道を走っている車や歩いている人の数は少ないように感じます。いろんな報道がありますが、やっぱりみんな頑張っています。早くコロナが明ける日を楽しみにしています。
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娘の初参り式
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さてそんな今日ですが、本山・東本願寺に娘の初参りをしに行ってきました。初参りとは、産まれて初めてのお参りのことで、大体産まれてから一ヶ月くらい(外出許可が出てから)を目処に執り行います。本山の僧侶の方に短めのお勤めとお話をしていただきました。
午後3時からでしたので、それまでに息子を昼寝させておきたかったのですがなかなか寝ず、結局初参りに向かうタクシーの中で寝てしまいました。少し早めに行ったので本堂で一息ついている間はずっと寝ており、勤行が始まる際の鐘の音で飛び起きていました。その後は泣きっ面になりながらも声は出さず、しとしとと泣いていました。急に起こされたら知らないところにいて、泣きたいけど大声を出しちゃいけないということは空気で感じた結果だったのかもしれません。成長を感じられます。
ただ今日の主役は娘です。終始大人しくしており、初参り用の着物を着せてもらったりしながら良い子にしておりました。これにて、娘も阿弥陀仏の御光によって命を歩むことが出来るのかなと思います。ありがとうございました。
お勤めをしてくれたのは東本願寺学院で同期だった僧侶で、『前回の息子さんの時は中山先生もいらっしゃったんですよね』と言われ少し寂しい気持ちになりました。決して満点な父親ではありませんでしたが、亡くなってみると思い出すのは良いところばかりです。いたらいたでケンカばかりしていた気もしますが、人が亡くなるというのはそういう事なんだと思います。不思議な気持ちです。
ちなみに東本願寺での初参りは珍しいらしく、前回は私の息子だったみたいです。約1年半前、息子はその時大体3キロくらいで、今は11キロです。今では歩くようになってるし、言葉も少しずつ分かってきているし、ご飯だって大人と同じようなものを食べてるし、本当に立派になったものです。
これからは娘も一緒に順調に成長していくと良いなと思います。自分が2児の父親だという事が未だに信じられないですが、それは子供たちが少しずつ教えてくれることでしょう。『立場が人を作る』とはよく言いますが、父親も住職も、これから段々となっていければと思っています。ですので長い目で見ていただけると幸いです。
ということで、今日でゴールデンウィークも終わりです。緊急事態宣言の延長案も出ているみたいですが、どうなることやら。どちらにせよ従うしかありませんが、まずは延長にならないよう精一杯協力していくしかありません。
みなさんも頑張っていきましょう。それではご無事にお過ごしくださいませ。
南無阿弥陀仏
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