子供に響く言葉とは
4/18のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
昨日今日と涼しい日が続きました。特に午後は、2時から3時の1時間くらいでグッと気温が下がった印象です。ただ、夕立が来そうだなぁと思っていましたが(まだ4月なのに)、それは回避することができました。
明日からはまた少し暖かい日が続きそうですが、週明けにはまた肌寒い日が来るみたいです。さすがにダウンを着るほどではありませんが、どちらにせよ寒暖差で体調を崩さないようにしないといけません。毎日言っている気がしますが、風邪引かないように気を付けます。
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子供に響く言葉とは
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息子がこの4月から幼稚園に通うようになり、ここ最近はまだ午前保育なので午後はたっぷりとお寺にいて、仕事が落ち着いていれば一緒に過ごしています。こういう時間を設けられるのはお寺の特権だなぁと思いつつも、やりたいことがあるときには足枷になったりして、それなりにイライラしてしまうこともあります。
もう3歳なので、こちらの言うことはほとんど理解していますが、理解しているからといって、言うことを聞くかといったら全くの別問題です。今日も夜ご飯を食べるのがあまりにも遅く、あの手この手で食べさせようと試みましたが上手くいかず。結局夜ご飯を食べ終わるまでに1時間半も掛かってしまいました。
どういう言い方をすればこっちの言うことを聞いてくれるのだろうか、いや、こちらの言ったように動かすなんてそもそもおこがましいんじゃないか、いやいや、それでも言うことを聞かせないと子供は成長しないしこちらの時間ばっかり無駄に奪われてしまう、というような堂々巡りに思案を巡らせる毎日でございます。特に、子供に届く言葉はなんなんだろうか、というのはしょっちゅう考えています。
例えば娘の場合、上着を脱いで欲しい時にかける言葉は『中には何着てるの?見せて見せてー』ですし、朝顔を洗う時にかける言葉は『よし、綺麗になって可愛くなっちゃおう!』だったりします。
息子にもそういうパターンがあるにはありますが、段々と知恵がついてきた分、こちらの思惑通りには動いてくれません。唯一と言っても良いほどすんなり行くのは、お風呂入れる時に『はい、今日はどの入浴剤にする?お洋服脱いでから選んで!』というのでしょうか。ルパン並みにスポンっと裸になり、楽しそうに入浴剤を選び、お風呂に入れて、自分もお風呂に入っていきます。
子供を通して、人を動かすことの大変さを改めて痛感する毎日です。怒って、頭ごなしに言うことを聞かせることはしたくないのですが、甘やかし続けるのも違うし、そこの手綱の引き方が難しいところです。子供の数だけやり方があるでしょうし、同じ子供でも成長の段階で通用するやり方は全然変わってきます。無い正解を探しながら、また明日からも妻と頑張っていきます。
今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。まあそれでも可愛いんですけどね。
南無阿弥陀仏
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