子供の様に考えたい
4/20のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
連日、何だか梅雨の様な天気が続いています。そんな中テレビでは、今年の梅雨は長引く予想とのニュースが流れ、今は梅雨でもないのに梅雨みたいだし、梅雨が来たら来たでそこからも長いみたいだし、ジメジメした季節が目の前にやって来ることを感じています。
昔、とある先輩僧侶に、『雨が降った時『雨って嫌でしょ？』と言いながら傘を差しだすのが怪しい宗教で、雨が嫌だな、と思う心を無くすのが正しい宗教だよ』と言われましたが、梅雨を憂いている私はまだまだ修行不足ということでしょうか。引き続き精進してまいります。
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子供の様に考えたい ================
２人の子供のうち、下の子はまだですが、上の子は週４-５で保育園に預けています。法事がある土曜日は大体預けていますので、平日で残りの３-４日を預けている感じですが、今日はお寺にいる日でした。ちなみに水曜日は体操教室に通っているので、あまり保育園には預けていません。
午前中に妻が体操教室に連れて行ってくれて、帰ってきてからお昼ご飯を一緒に食べました。保育園では12:30くらいからお昼寝の時間ですので、お休みの日でも大体それくらいになると眠そうにしています。今日も漏れなく眠そうにしていましたので、必殺『車乗る？』で外に連れ出し、ドライブをしながら寝かしつけをしました。
息子は無類の車好きなので、嬉しそうに乗ってくれるし、白髭橋くらいまで行けば絶対寝てくれるので、ドライブでの寝かしつけは毎回イージーファイト（©堀口恭司）です。
そんな息子ですが、今日の夜の寝かしつけでは上手く寝てくれず、寝室から脱走してきました。妻が二人の寝かしつけをしてくれている間に私はお風呂に入っていたのですが、急にお風呂のドアが開いたと思ったら息子が立っていて驚きました。『もう終わった？』と言われたので『まだだよ』と言うとドアを閉めてくれて、私が出て来るまでお風呂の前で待っていました。
恐らく眠かったんだとは思いますが、その後も少しミニカーで遊んだり、少しおしゃべりをして、上手くベッドに誘導して何とか寝かしつけが完了しました。その際に一緒に寝てしまいましたので、ブログの更新が遅くなってしまいました。
二歳半を過ぎた息子ですが、どんどんと口が達者になってきました。月齢にしたら恐らく早い方だと思いますが、会話ができるのはやっぱり楽しいです。たまに思いっきり嘘をつきますが（今日も、『お寺で妹とおばあちゃんと一緒にお風呂入ったんだよ』と言っていました。完全に嘘です）、それも含めて頭の回転が見て取れて面白がれています。
子供の成長を見ていると、人間の思考回路がどう発達していくのかが少し見えてきます。『なんで？』とか『どうして？』とか聞くと、『それはね』とか『えっと、えっと』とか言いながら、脳のシナプスが繋がれて色んな情報が引き出されていくのが分かります。
我々大人も、子供みたいにシンプルな思考が出来ればなとも思います。ついつい考えすぎてしまいますし、何かと理由を付けたがります。子供に色々と説明した挙句、返ってくる『なんで？』という一言に閉口してしまうことも度々です。『子供はみな天才』と言ったりしますが、子供みたいにもっと物事を簡単に捉えてもいいよなーと感心してしまいます。
今日もブログをお読みいただきありがとうございます。とは言いながらも、様々な事情を乗り越えながら生きていくのも大人の楽しさだったりするんですけどね。
南無阿弥陀仏
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