平成の怪物引退
10/19のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
先週末くらいから、涼しい日が続いています。寒暖差アレルギーで、外出したらくしゃみをし、屋内に入ればくしゃみをし、と苦しんでいますが、花粉症と違って目のかゆみが無いのが救いです。 5回くらいくしゃみして、鼻をかめば問題解決です。
身体も段々と冬モードに入ってきた感じがします。お風呂のお湯を熱めにしたいし、家の中ではスリッパを履きたいし、寝間着は長ズボンを履きたくなっています。まだまだ本格的な冬ではありませんが、こういう中途半端な季節が一番怖いので、引き続き風邪を引かないように気を付けます。毎日言っている気もしますが、気を付けるに越したことはありませんので、気を付けていきます。
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衆議院選開始 ===========
さて、衆議院選の公示がされたことで、いよいよ選挙戦が始まったという雰囲気が出ています。先ほども、夜8時ぎりぎりまで選挙カーで名前を連呼している方がいらっしゃいました。子育て世代としてはまあまあ迷惑で逆効果なんじゃないかな?と思いつつも、名前は憶えてしまったのでそれだけでも効果はあったのかもしれません。マーケティングの基本ですが、認識して、興味を持って、他と比較して、購買に至るという人間の行動からすれば、第一段階はクリアしたという事でしょうか。
何にせよ、台東区では明日から期日前投票を行えます。近くの台東区役所で投票できるので、ササっといってこようと思います。だれに、そしてどの党に投票するかは決めかねていますが、とりあえず34歳既婚男性が投票したというデータだけでも残れば良いです。
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平成の怪物引退 =============
話は全然変わりますが、松坂投手が引退試合を行ったみたいです。最後の登板では、最速118kmでフォアボールを与えての降板でした。平成の怪物と呼ばれた投手ですが、その名に負けない現役生活だったんじゃないかと思います。お疲れさまでした。
まだ出来ると言われている内に辞めたい、という方の気持ちも理解できますが、個人的にはボロボロになるまでアスリート人生を全うする選手は大好きで、とても感動しました。アスリートの方と比べるのは本当におこがましいですが、自分自身この年になって思うのは、肉体は年々変化していくということです。老いという事もありますが、そんな変わりゆく肉体とどう付き合っていくのか、どの道ならまだ歩けるのか、どの道は塞がってしまったのか、そんな辺りを考えながら続けるスポーツ人生も、何でも出来る若いころとは違う楽しさがあるんじゃないかと思っています。
野球で言えば、速球派のピッチャーが技巧派に変わったり、不動の4番が恐怖の代打に変わったり、そうやってもがいている姿に感動してしまいます。松坂選手で言えば、晩年は本当に苦しい時間が長かったと思いますが、中日で少し復活した姿などを見られて嬉しかったです。そういうところに感動してしまうのは、自分が年を取ったからなのかもしれません。
移ろいゆく時間の中で、自分自身もいつまでも若手の顔は出来ないわけで、住職だけど若手という少し変わった立場を利用しながら、今できる事を精一杯やっていこうと思いました。年を取ったら取ったで、また出来ることを探して取り組む、特にお坊さんは定年がありませんので、死ぬまでその繰り返しなのかもしれません。
ということで、まずは本山から頼まれている原稿を仕上げます。日中に書こうと思ったのですが、子供の泣き声で集中できませんでしたので、ここから頑張ります。今できることを、一つ一つ、コツコツと。。。
南無阿弥陀仏
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