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年末調整で見えて来たもの

12/21のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日は久々のバスケに行ってきました。なんだかんだ忙しかったのか、約一ヶ月ぶりのバスケでした。足がふらふらなのはもちろん(?)、心肺機能もガタ落ちで、練習が終わって1時間以上経っている今でも気道がヒューヒューなっています。


バスケが楽しいのは間違いないのですが、そんな状態ですのでチームには迷惑をかけるばかり。なんかこんな状態で参加して良いんだろうか、という申し訳なさすら覚えます。チーム分けで、他チームの横に並んだ人と同じくらいは頑張ろうと思いますが、全然追いつけません。もう少しジム通いを続けて、もう少し頻繁に練習に出るようにして、もう少し動ける体を手に入れたいものです。


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年末調整で見えて来たもの =====================


さて、今日は通常のお坊さんとしての仕事もありましたが、それ以外の時間で浅草仏教会の税務委員としての仕事に取り組みました。先日の年末調整点検で、年末調整額が確定しましたので、そのお金を各寺院にお返ししたり、必要なところからは徴収したりする準備をしていました。


少し小難しい話になりますが、、、


乙の人(寺院以外でお勤めで、そこからの給料がメインの人)はこれまで通り源泉税を徴収しますし、区民税は年末調整とは関係ないので普通に徴収しますが、甲の人(寺院からの給料がメインの人)の源泉税は12月分は徴収せず、これまでの源泉税額を調整し、必要であれば還付・追加徴収していかなくてはいけません。ちなみに、恥ずかしながら、年末調整で確定する税額に区民税は関係ない(厳密に言えば少し関係しますが)ということも、今回税務委員を務めて初めて知りました。


ということで、各人の年末調整をチェックして、それぞれの還付・追加徴収の額をエクセルに打ち込み、出てきた金額を封筒にまとめて、3部の理事の方にお渡ししました。明日以降、理事の方から各寺院に配られる予定だと思いますので、もし3部の方でこのブログをご覧になっている方がいらっしゃいましたら、もう少々お待ちいただけると幸いです。


まだまだ粗いものですが、今回の年末調整はとても勉強になりました。個人としてこれだけ税金を払っていたのか、とか、ここってこんなに控除されるんだ、とか、逆にここはこれしか控除されないんだ、というのが分かってきた気がします。


違法なことをするつもりはさらさらありませんが、あのシステムが分かってくると、合法的な節税には是非取り組んでいきたいなという思いが出て来ました(iDeCOとか企業型DCとか)。はっきり言ってお寺の経営だって甘くないですし、そもそもこの世界でお金はめちゃくちゃ大事ですので、お金を少しでも残す利口な道があるならそっちに行かなくてはいけません。それこそが、一応法人の代表を務めるものとしての義務かなとも思います。


ちなみにお寺は収益事業(不動産貸しなど)をしていない限り、非課税です。法善寺は現在非課税ですが、建替え後は収益事業も始めるつもりなので、そういった事業には別途課税されます。この12月では個人の税金を学べましたので、次の決算のタイミング(3月決算)では、税務委員としてお手伝いしながら法人の税金についても学ばせて頂こうと思っています。


あんまりお金の話をする坊主にはなりたくありませんが、お金が無いと何もできないのも事実です。きちんとお金を残して安定した経営をすることで、お寺にも安心感が生まれ、ひいてはお檀家さんが安心してお墓参りやご法事をしていただける環境が整うと思っています。


20年後、30年後、100年後を見据えながら、盤石なお寺になるよう、そしてお寺さんにとってもお手本となれるようなお寺を目指して、今から一歩一歩進んでいきます。



南無阿弥陀仏

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