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建物の構造のあれこれ

11/22のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


昨日は弾丸出張のため食生活が乱れきっておりましたので、今日のお昼はやよい軒にてホッケ焼き定食をいただきました。ガッツリとラーメンを食べたい気持ちもあったのですが、それを抑えて魚をたべた自分を褒めてあげたいです。そして思ったのは、十分満足できるということです。ラーメン好きなので断つことはできないと思いますが、健康のためにも頻度は下げようと思います。


なんだかジジくさいところに気を使うようになってきてしまいましたが、それ相応の年齢になってきたということです。もちろん老け込むつもりはありませんが、若いと過信せずに『諦めて』いこうと思います。


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建物の構造のあれこれ

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今日はお昼過ぎから、建替えの打合せでした。随分前から『いよいよ大詰め』と言ってきた気がしますが、本当にいよいよ大詰めまできた感じがします。複雑な建物なので構造の丈夫さを見る構造家の方のお仕事が大変とのことですが、そこらへんもだいぶ仕上がってきた感じです。


ということで、今日は構造壁や柱についての説明をしていただきました。新しい法善寺の客殿・庫裡は3階建てなのですが、1階が鉄筋、2・3階が木造という構造になります。全て鉄筋にしなかったのは、①地盤があまり宜しくないから建物自体の重さを軽くしたい、②木造の方が安い(今は値段上がっているみたいなので怖いですが)、といった理由があります。


ということで、一階は構造壁と柱で上層階の重さを受け止めています。構造壁というのは普通の壁よりも厚く、それ自体が構造にとって欠かせない役割をしている、決して抜くことのできない壁です。平面図上で構造壁を色違いにして見せてくれましたが、なるほど、あれならかなり頑丈な建物になっていそうです。マンションのように、一室一室が同じような形をしていないにも関わらず、縦や横の線が構造壁できちんと通っていました。そうとう苦心されたのが、あれを見ただけで伝わってきました。


2階は木造で、梁と桁と柱で3階の重さを受け止めています。やはり木材は鉄筋ほど頑丈じゃないため、平面図上ではかなりの数の梁が張り巡らされていました。ただこれらは表に出てくるものではなく、2階の天井(3階の床)に隠れているものです。縁の下の力持ち、という言葉をここで使うのが正しいのかは知りませんが、まあそんな感じです。


そして、3階も木造ですが、それより上には建物がないため梁も柱も少なめです。屋根の重みと、強いて言えば大雪が降った時に耐えられれば良い、との事でした。


ここから更に、各階の梁や柱の要・不要を検討されるそうです。構造的に耐荷重が十分であれば、いらない柱は取っ払うみたいです。その方が柱一本分でも安く上がりますので。


次回は年内にもう一度打ち合わせをして、そこで問題がなければついに見積依頼、ということになりそうです。大きな事業ですので急がずしっかりやりたい、という思いもありますが、門徒の方々からご寄付もいただいておりますので、早く新しい法善寺をお見せしたい、とも思っています。安全運転で、全速力で駆け抜けていきます。


今日もブログをお読みいただきありがとうございます。年度内に着工なるか。。。



南無阿弥陀仏

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