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御朱印でどう差をつけるのか

10/27のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


韓流ドラマは食わず嫌いしている私ですが、そんなんじゃだめだと思いNetflixオリジナルの『イカゲーム』を見てみました。それなりに面白くて早く次を見たいと思う気持ちにはなりましたが、韓流ドラマ好きの妻は一切見ようとしないので、『韓流ドラマを見た』と胸を張って言っていいのか分からなくなりました。


韓流ドラマを語る以上、やっぱり『梨泰院クラス』とか『愛の不時着』あたりに手を出さないといけないんでしょうが、34歳の青年にもなるとなかなか恋愛ものを見ようという気持ちにはなれません。ということで、あまりにもラインナップが多すぎて何に手を出して良いのか分からなくなっているNetflix難民です。


海外ドラマにありがちな、人気出てきたらシーズンを伸ばそうとするのが嫌なので、終始一貫性のある話が好きです。『あー、設定足してきたな』みたいなのが見え隠れすると冷めてしまいます。そう考えると、ワンピースは24年も続いているのに全然ダレてないのがすごいなーと思います。100巻目の今が一番面白いです。世代問わず、是非読んでいただきたい漫画です。


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御朱印でどう差をつけるのか =======================


さて、今日は来週に控えた報恩講に向けて、仏具のお磨きがありました。とは言っても、お磨きリーダーは母ですので私はノータッチです。母の友人に協力してもらいながら、せっせと作業していました。ありがとうございました。


法善寺では、お寺の年間行事の一週間ほど前にお磨きをしています。年に5~6回くらい磨いていることになりますので、割と年中キレイな状態が保たれています。仏具がキレイなのは当たり前のように感じてしまっていますが、これも人の手が加わってのことですので感謝しなければなりません。建て替えで本堂はいじりませんが、庫裏や客殿を建て替えた後も、きちんときれいな状態に保つ努力はしないといけないな、と自分に言い聞かせています。


話は変わりますが、今年から始めた御朱印ですが、ちょこちょこ初見の方が『御朱印ありますか?』とお寺にいらっしゃるようになりました。お正月・春のお彼岸・お盆・秋のお彼岸の4つのタイミングでしか御朱印は置いていないので断るのですが、恐る恐る『何で法善寺にいらしたんですか?』とお聞きすると、御朱印好きの方のブログで紹介されていたそうです。


そのブログを書いている方は様々な御朱印を集めまくっている人なので別にうちのが特別ではないのですが、お寺にいらした方とかは『台東区 御朱印』とかで検索して探し当てられたみたいです。ちなみにブログの方はほぼ間違いなくお檀家さんでは無いので、前述の行事のタイミングでたまたま法善寺の前を通りすがり、『御朱印あります』の看板をご覧になって入って来られたんだと思います。こういうご縁もあるんですね。あまり想像していませんでした。


そういうことなら常時御朱印を受け付ければいいんじゃない?という声が聞こえてきそうですが、私一人でやっている仕事ですので常時受け付けるには荷が重すぎます。また、行事のタイミングで、それぞれの季節や時期に合った御朱印になっているのも楽しんで欲しいので、やはりしばらくはこの年4回というタイミングでのみ受け付けていきます。


更に少し裏の話をすると、回数をしぼることで御朱印の価値を上げたいという狙いもあります。私より達筆なお坊さんはたくさんいらっしゃいますし、法善寺より大きくて有名なお寺もたくさんあります。そんな中で御朱印で差を出すために突き抜けようと思ったら難易度高すぎるので、言い方は悪いですが逆に引っ込んでやろうという作戦です。奏功している方はまだ分かりませんが、続けることが大事なので来年以降もよろしくお願いします。


次回の御朱印のタイミングはお正月となります。今年のお正月よりもパワーアップした御朱印をご用意する予定ですので、楽しみにしていただけると嬉しいです。



南無阿弥陀仏

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