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忌明けのご挨拶

1/6のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日は、久々にまとまった雨が降りました。寒さに拍車が掛かるのは嫌なのですが、それ以上に乾ききった地面を濡らしてくれることの方が大切です。勝手ながら、喉カラカラの状態で給水した感覚を思い出したりしました。


そんな雨ですが、夜中には止んで明日は晴れそうです。晴れが続きそうで嬉しいのですが、そろそろ花粉の季節がやってきます。その頃には定期的に雨が降って、花粉を流してくれないかなぁと、自分勝手な思いを抱いています。


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忌明けのご挨拶

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さて、そんな今日ですが、昨日大叔母の満中陰法要が終わりましたので、忌明けのご挨拶回りをさせていただきました。49日を終えると、通夜もしくは葬儀に来てくださったお寺さんに、台引きをお渡ししました。


近所のお寺がほとんどでしたが、中には台東区外のお寺もあり、車を使って向かいました。一般的には今日から仕事始めということもあってか、普段よりも少し道路は混んでいた気がします。


車を走らせながら、4年前の父の時を思い出していました。父は住職でしたので、大叔母よりも遥かに多くのお寺さんに挨拶まわりをしました。


父の時は、1日中自分で運転するのは大変だろうからと、ハイヤーを頼んだのですが、朝乗った瞬間に車内の匂いで気持ち悪くなりました。そんなコンディションの中挨拶まわりをしたので、まさに苦行。今となっては笑い話ですが。


4年前のこともあってか、今回挨拶回りしたお寺さんからは『どんどん寂しくなってしまいますね』というお声をいただくこともありました。活字で書くと嫌味を言われたように捉えられてしまうかもしれませんが、決してそんな事はありません。心遣いからくるお言葉でした。


そのような声をかけられ、確かにそうだなぁと思いつつ、子どもたちがいるおかげで、なんとか賑やかに出来ている法善寺だなぁと実感しました。連続無窮と言いますが、それを感じられているのはありがたい限りです。


大叔母のことは、一旦これにて一段落となります。ただ、これで終わりという意味ではありません。年回法要がありますし、日々の中で思い出すこともあるでしょう。その一つ一つが弔いとなって、供養となって、また我々も養われていくのかなと思います。


忘れるわけではなく、それも踏まえた上で、また前を向いて進んでいきたいものです。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。振り返りつつ、前を向こう。



南無阿弥陀仏

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