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息子の体操教室を見て思うこと

2/2のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日はお寺の祖母の92回目の誕生日でした。高齢ですしこんなご時世ですので、そんなに仰々しい事はできませんが、お昼に出前をとって、みんなでお祝いしながら頂きました。と、偉そうに言っていますが、準備は全て妻と母がやってくれました。


92歳ということで本人的には色々と思うことがあるみたいですが、周りから見ればまだまだ元気な92歳です。体も動くし、会話だって問題なくできます。引き続き長生きして欲しいものです。


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息子の体操教室を見て思うこと

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そんな今日は午前中、息子を体操教室に連れていきました。毎週水曜は体操教室の日でいつもは妻が連れて行ってくれているのですが、なぜか今日は『パパと行く』と言い出してしまいました。断ると、駄々をこねまくって体操教室に行かないという結末が見えていたので、私が連れて行かないといけないことになりました。


覗きに行った事はあるのですが、主体的に連れていくのは初めてのことでした。妻から、写真や動画を見せてもらっていたので大体何をやっているかは分かっていましたが、思っていた以上に頑張っていて少し感動してしまいました。


恐らく毎週そこまで大きくメニューに変更はないと思いますが、各メニューの前に先生が丁寧に『こうやるんだよー』とお手本を見せてくれます。残念ながら説明を聞いていない子供が多いのですが、慣れている年上の子供が先導し、それにつられる形で他の子供たちもメニューをこなす、という感じで進行していきました。


きちんとできる子供はほとんどいなくて、多くの子どもたちは周りに雰囲気を見て参加しています。妻が言っていましたが、息子は、きちんとできる子が多い日に当たるとそれにつられてきちんとやりますが、言うこと聞かない子が多い日に当たると一緒にふざけてしまうみたいです。同調圧力というのでしょうか?今日もそれをはっきりと感じました。


同調圧力は、何だか悪い意味で使われることの多い言葉ですが、周りに引っ張り上げられるのであれば良い意味にもなります。特に子供の内は、少し年上というだけで体も頭も成長具合が変わってきますので、そんな子どもたちの中に身を置く事は良いことかなと思います。体操教室や保育園は、そういう意味では息子にとって良い刺激になっていると思います。実際、成長が見てとれます。


これも、仏教的に言えばご縁になるのでしょうか。周りからいただくご縁によってその人自身が形成されると説かれますが、子どもたちを見ているとまさにその通りだなと実感します。親としては、子どもたちが多くの様々なご縁をいただけるような環境を作っていってあげたいと思っています。また、自分自身が悪いご縁にならないようにしなければいけません。


言葉遣いが悪い私ですので、気をつけないと子どもたちまでそうなってしまいます。もう遅い気がしますし、そこまで隠し通せるとも思えませんが、子どもたちを見ながら自分自身も成長したいものです。



南無阿弥陀仏

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