息子の自由さに感動した今日の午後
2/10のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
本山婦人会の法話に向けて、相変わらず準備を続けています。昨日のブログでは、行き詰まっていると現状を報告しましたが、一夜明けて少し頭が整理されたのか、何とか突破口が見つかった気がしています。良かったです。
しかし、資料作りで手を動かさないといけない現実は変わっておらず、引き続きそこには時間を割かなくてはいけません。ただまぁ、自分が選んだテーマですし、何より自分自身が勉強したいことでもあったので、前向きに捉えて進んでいければと思います。
あと5日、走り抜けます。
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息子の自由さに感動した今日の午後
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そんな今日でしたが、午後に息子の自転車の練習に少しだけ付き合いました。ホントに短い時間だったので偉そうに書けるほどのこともないのですが、その時の息子の様子が面白かったので共有したいと思います。
まずそもそもですが、お寺の庭で妻が息子に自転車の乗り方を教えていました。自転車、と言ってもまだペダルが付いているやつではなくて、蹴って進むタイプのやつです。バランス感覚を養うにはまずこれで良いらしく、とりあえずの入門編という感じでしょうか。
ただ、タイヤの空気が緩く、またサドルの位置も低かったため練習の進捗が芳しくなく、そこに私が遅れて合流した形です。六角レンチを使ってサドルの位置を上げ、お寺に置いてある空気入れが壊れていたので、近くの自転車屋さんまで空気を入れに向かいました。
その行き道も、ベコベコのタイヤの自転車に息子を乗せて進ませていたのですが、サドルが高くなったことに文句を言うは、重くて進まないとぶうたれるは、なかなかに面倒くさい状況でした。
サドルが高くなったのは息子が成長したからだし、タイヤに空気を入れれば軽くなるよ、と言いましたがこんな機嫌では聞くはずもなく、こちらもイライラしながらなんとか自転車屋さんに到着しました。
そしていざ空気を入れ、『サドルが高いほうがかっこいいよ』と自転車屋のお兄さんにも一芝居打ってもらって、自転車屋さんから出発しました。明らかに軽くなったことに本人も気が付き、サドルが高いのが良いという価値観も植え付けられたため、帰り道は上機嫌で走り、すぐにお寺に到着しました。
そこからは、それはそれは楽しそうに、お寺の前の道路を何往復もしていました。こんな短時間で、こんなにも人って変わるもんかね、と呆れてしまうくらいの変貌ぶりでしたが、過去に縛られないところが息子の良いところでもあります。諦めて放り出さずに、自転車屋さんまで付き合ってあげて良かったです。
息子の自由さに改めて感動した、そんな午後の一幕でございました。
今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。過去の縛られずに生きていたいものです。
南無阿弥陀仏
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