描かずに書く、今のところは
8/26のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
法善寺前の歩道にあった木が、先週1週間を掛けてついに抜根されました。抜根される前は少し寂しさを感じていましたが、いざ無くなってみると、これはこれで見慣れてくるものかなと思ったり、人間というのは適当なものです。
木が無くなることによって歩道が広くなり、車道を歩く人が少なくなるかなぁと思っていたのですが、まだそこまでは至っていません。というより、写真の通りの有り様ですので、むしろ歩道を歩くほうが困難になっています。
ちなみに、今日は平日にも関わらず工事の人はだれも来ていませんでした。まさかこれで終わり?という疑念を抱きつつ、もう少し様子を見て、本当にこのままなら電話して聞いてみようと思います。いやはや、どうなることやら。
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描かずに書く、今のところは
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東京書作展に向けて、にわかに作品制作を進めています。スタートが遅かったので、提出まであと2週間ちょいというこの時期に慌ててやっていますが、出来る範囲でのことをしていくつもりです。
ちなみにお手本もなく、制作課題も自分で考えるスタイルです。なんでこんな下手なのにこんな放任されているのか分かりませんが、期待の裏返しということで前向きに捉えています。見捨てられてはいない、はず。
書道のことをブログで触れる機会が多いのですが、そんなブログを書く過程で『かく』と入力すると、割と高確率で『描く』と変換されます。いやそっちじゃないんだよね、と思いつつ『書く』を選択するのですが、もしかしたら書道でも『描く』を使っている人もいるのかなぁなんて思い立ちました。
私が『書く』を使うのは、やはり扱うのが『字』だからです。いくら創作だなんだと言ったって、扱っているのは『字』で、それ以上でもそれ以下でもありません。
『描く』の場合、扱うのは『絵』でしょうか。なので、同じ墨と筆を使うにしても、水墨画の場合は『描く』、書道の場合は『書く』になる、というわけですね。
ただ最近は、書道のスタイルにも先鋭的なものがあり、『描く』に近づいている人もいそうです。そんなスタイルを墨象(ぼくしょう)というみたいですが、私自身がそこに行き着く未来はあまり見えません。頭の固い人間ですので、なかなか受け入れられていないだけかもしれませんが。
ということで、引き続き課題を書いていくつもりです。明日は先生にアドバイスをいただく予定ですので、それを参考にしながらまた創作していければと思います。
今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。歎異鈔は、課題にしては長すぎたかな。。。
南無阿弥陀仏
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