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新しいことをしたい気持ちとそこに抱く恐怖

7/23のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日は久々にお寺に行かず、家族で1日過ごさせていただきました。とある事情があって今日はそんな日になりましたが、お寺を留守にしており失礼いたしました。そのとある事情は、また後日お話ができればと思います。


ということで子供達を公園に連れて行ったり、プールに連れて行ったりして1日を過ごしました。分かっていたことですが、どうやらうちの子供たちはプールや水遊びが大好きみたいで、夏の過ごし方の正解が見えました。遠出したり、特別なことをしたがるのが親ってものかもしれませんが、シンプルに公園や近所のプールが一番楽しそうです。


子供の楽しそうな顔が見れたということで、何よりの1日となりました。


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新しいことをしたい気持ちとそこに抱く恐怖

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今年で36歳になりますが、段々と自分の容量以上のことはしなくなるものです。もちろん挑戦したり改善したりする気持ちは忘れたくないものですが、日常生活においては変な冒険はせず、取り扱い方のわからないものには手を出さなくなってきます。ご飯屋さんだって決まったところをグルグルしてますし、服もどんどんシンプルになっていきます。


別にそれはそれで悪いことではないんでしょうが、やはり何かしらの冒険をしなければ何かを掴むことができないのも事実です。建替えをしたらあれこれやりたいなぁと思っていたりしますが、正直に言うとそのどれもが未知数です。思った通りに出来るのか、そもそも尻込みして何もやらないみたいなことにならないのか、と自分自身を疑う気持ちも持ってしまっています。


普段の、特に不自由を感じない心理的かつ物理的な生活圏をコンフォートゾーンと言ったりします。このコンフォートゾーンの外に行かないと新しい経験は積めませんが、そこを飛び出すのはなかなか勇気がいることです。未知の場所に行くのはシンプルに怖いですし、家族がいたり、他にも守るべきものがある場合は尚更です。そこを守りつつも新しい場所に飛び出す、ということが出来れば理想なんでしょうが。


話が前後して申し訳ないですが、お寺を建替えたら新しいことを始めたいと思っていますが、それはもちろん、今やっていることをきちんと維持もしくは改善しながら継続していく、ということが前提です。法善寺は御門徒さんに支えられているお寺です。新しいことをやった結果、御門徒さんを蔑ろにするのは全くダメですので、そこの線引きは特に注意しながらやっていかなければいけません。


まずはお寺として我々がすべきことをやり、御門徒さんが期待されていることに応えた上で、新しいことを実現できればと思います。今でも割とヒーヒー言っていますので心配はありますが、建替えたらお寺に住めるようになりますし、時間は今よりも出来るはずです。この年で新しいことに挑戦できることに感謝の気持ちを持ちながら、精一杯頑張っていこうと思います。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。新しいことをするのは、やっぱり怖いですよね。



南無阿弥陀仏

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