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旅の番外編

こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


先日申請を出していた法人名義のクレジットカードがついに届きました。しかし限度額が目を疑うような低さで、デスクに電話して抗議しましたが覆らず、止む無く解約することを決めました。色々事務作業したのにもったいないとは思いつつも、あの限度額だと使うに使えないので止むを得ません。


とある銀行に紐づいたクレジットカードだったのですが、そこで法人口座を持っていないのが原因だったのでしょうか。それとも宗教法人は信用が低いのか、はたまた法善寺単体で信用が低いのか、理由は分かりませんが残念です。また法人カード探しの旅に出ます。


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ちょっと寄り道

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さてさて旅と言えば、2年前の旅を振り返っていました。


昨日が最終回と言いましたが、今日の番外編が残っていました。10泊11日の旅、色々なところに泊まりました。そんなつもりはなかったのですが、見返してみるとそれぞれの宿で意外と写真を撮っていましたので、番外編と題して旅の宿を振り返っていこうと思います。


ただ、節約した旅でしたので、やむを得ない場合以外は基本安宿です。そんな写真が見られることに耐えられるか分かりませんが、もし宜しければお付き合いください。自撮りの写真も多いので、ご注意ください(?)


さて、相変わらず注意書きは変わりません。あしからず。


今回のシリーズはあくまで『振り返り』ですので、いま旅に出ているわけではありません。私は東京にいます。また、実際に私が訪れた順番ではなくて、まとめるために関連性から順番を決めています。ご容赦ください。ちなみに写真は、全て私が(多分)撮影したものです。


では、順番に振り返っていきます。


1泊目は、真宗高田派本山の専修寺に隣接する宿坊『高田会館』でした。報恩講などの時期には、全国からお坊さんが集まって泊まっているのでしょうが、私が行った12月は閑散としており、おそらく宿泊客は私一人だったんじゃないでしょうか。


旅の初日という事もあり、きちんとした宿に泊まることが出来て良かったです。


2泊目は、高野山のゲストハウス『Kokuu』でした。『部屋』というよりも『穴』という表現があっているかもしれません。カプセルホテルのように、ベッドのみの空間でトイレや洗面は共有です。


従業員や他の宿泊客は、私以外全員外国人でした。やっぱり日本人はみなさんきちんとした宿坊に泊まるのでしょうか。ただ、清潔でしたし安かったですし、とても良かったです。


京都には3~4泊目の2泊しましたが、どちらも『ハナホステル京都』というゲストハウスに泊まりました。京都駅からすぐで立地がとても良かったです。写真の通り2段ベッド × 2つという4人部屋でしたが、同居人はもう一人しかいなくてストレスもそこまでなかったです。確か1泊2,000円くらいでした。激安です。


私の寝床は指の差している通り、右の上です。何となく下よりはいいかなと思って上にしましたが、正解だったと思います。2段ベッドはやっぱり上ですね。


5泊目は比叡山の宿坊『延暦寺会館』でした。時期が時期なだけに、宿泊客は私1人で、空いている広めの部屋に自動的に無償でアップグレードしてくれました。ですので写真の部屋の通り、持て余すほどの豪華さでした。夕食も個室に通され、一人で静かに食べさせていただきました。


大浴場もあり、とても贅沢な宿泊となりました。


6泊目は福井県鯖江市のビジネスホテルでした。部屋の写真は撮っていませんが、いわゆる普通のビジネスホテルです。ロビーにランドリー用の洗剤などのアメニティが置いてあり、とても助かりました。


また、こういう地方のビジネスホテルは漫画が貸出無料だったりして、それが地味に嬉しかったりします。確か横にはファミマが隣接していて、夜ごはんはそこで買ったお弁当を頂きました。


7泊目は金沢駅近くのゲストハウス『ブルーアワーカナザワ』に泊まりました。高野山のゲストハウスと同じように、カプセルホテル式の造りで写真の通りの部屋(穴?)に泊まりました。


こういうゲストハウスは、個々人の部屋はこんな感じですが、共有スペースはとても充実しています。特にストレスなく泊まれましたが、やっぱりセキュリティは心配になります。壁があるとはいえ、すぐ近くに知らない人が寝ていますので。


8泊目は新潟は直江津駅近くのビジネスホテルでした。外はとても寒かったですが、近くの小料理屋に行き地元のご飯をいただきました。この旅で一番の、そして唯一の贅沢だったんじゃないでしょうか。


八海山の酒造が作っているビール『ライディーンビール』なるものを初めて飲みましたが、とても美味しかったです。日本酒の透明感があるビールと言いますか、とにかく体に染みました。


9泊目は上越妙高の『APAホテル』でした。とても新しいホテルで、大浴場もあり、リフレッシュできました。


確か、『浄土真宗所縁の場所を巡る旅を振り返る⑤』で登場した『山寺薬師』に行った後にこのホテルに泊まったと思いますが、山道の運転で命の危険を感じた後でしたので、何だかソワソワしながら泊まった記憶があります。


旅の最後、10泊目は善光寺近くの宿坊『淵之坊(ふちのぼう)』でした。2食付きで精進料理をいただきました。更にお朝事のガイド付きです。


写真には、『屋代南高校調理科御一行様』の看板も出ておりますが、彼らは宿泊はしておらず食事だけ。宿泊客は私だけでした。夜のお風呂も朝のお風呂も貸し切りで入れたのはとても気持ち良かったですが、さすがにこういう古くて大きな建物に一人でいるのは怖かったです。



これにて正真正銘、旅の振り返りが完了です。宿は立地とコスト重視で決めていきました。全体的にオフシーズンだったため、安くて人も少ない印象でした。オンシーズンの方が見応えがあったりするんでしょうが、オフシーズンはオフシーズンでこういう快適な宿泊になるのならアリなのかもしれません。


明日からは通常のブログに戻ります。もはや通常が何なのか忘れかけていますが、よろしくお願いします。本日まで旅の振り返りにお付き合いいただき、誠にありがとうございました。



南無阿弥陀仏

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