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明日からお彼岸、御朱印の書き入れ

9/18のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


明日からお彼岸ですが、いまだかつて無いほどドタバタしながらお彼岸に突入していきそうです。原因はいくつかありますが、一番大きいのは私がきちんと稼働できていないところでしょうか。足が痛くて、思うように動くことが出来ていません。


それでも、良くも悪くも就労時間に縛られない生活をしているので、何とか成り立っています。休んでは動いて、休んでは動いて、を繰り返し少しずつ前に進んでいます。とはいえ明日からは止まっていられません。気合と薬を体に入れて、頑張ります。


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明日からお彼岸、御朱印の書き入れ

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ということで、前日ながら御朱印の書き込みを行なっています。メインに来る字を毎回変えているのですが、正信偈に出てくる十二光を書き終えてからネタ切れで困っています。


何を書こうかしらと色々と思案した結果、『至心信楽(ししんしんぎょう)』と書くことに決めました。どういう意味かとネットで調べると『まごころを持って仏を信じ願うこと』と出てきますが、個人的には少し違う感じがします。


なので、御朱印とセットで置いてある説明には、『真っ直ぐな気持ちを持って阿弥陀仏を信じ、浄土往生を願うこと』と書かせていただきました。どれが正解か、はっきりとした定義はないかもしれません。ただ要点としては、阿弥陀仏を疑いなく信じる、ということでしょうか。


無量寿経によれば、阿弥陀仏は仏となられる前、法蔵菩薩であった頃、48個のお誓い(誓願)を建てられました。私は〇〇が出来なければ仏とならない、という形で綴られたもので、これらが成就したために法蔵菩薩は阿弥陀仏になられたわけです。


浄土真宗において、その誓願の中で最も大切なのが第十八番目です。そこでは、わが名を称する者はいかなる人間であってもかならずわが浄土へ迎えとって仏とする、と誓われています。この願に我々は身を寄せる形で、南無阿弥陀仏のお念仏を称えています。


そして、この第十八願を別名『至心信楽の願』と呼びます。今回の御朱印の言葉はそういう流れで採用させていただいた、ということをこのブログを読んでいる人には理解していただけると嬉しいです。


この御朱印が機縁となり、また仏様とのつながりを強く感じられれば幸いでございます。本堂に置いてありますので、参拝記念に是非お持ち帰りください。もちろん合掌お念仏も忘れずに。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。なぜか分かりませんが、至心信楽は、いつもより書きやすかったです。上達したか?



南無阿弥陀仏

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